カルチャー
日本人の高齢者は「とてもアクティブ」 日本をあちこち旅したカナダ人女性 お土産に選んだものとは
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旅の終わりは切ない気持ちになりますが、帰りを待つ人たちの顔を思い浮かべながらお土産を選ぶのは心弾むもの。東京・新宿で出会ったカナダ人女性ふたりは、帰国を前に自分や家族のためのお土産を買っていました。外国人観光客も知っている、定番の東京土産とはなんなのでしょうか?
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日本で実感した礼儀正しさとリスペクト アクティブな人を見て感じたカナダとの違い
私鉄や地下鉄が複数乗り入れるだけでなく、長距離バスの発着所も隣接する一大ターミナルのJR新宿駅。大きな改札がいくつもある巨大駅の一角、東南口のそばで出会ったのが、カナダ人女性のモディさんとキヤナさんです。もうひとりの友達と3人で、初めての日本旅行を楽しんだそう。
2週間ほどの日程をほぼ終え、明日カナダへ帰国する予定。ジブリパークやユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)など、カナダにはないテーマパークを堪能したそうですが、日本の古都にも訪れたのだとか。
「京都、奈良では神社とかを見て、あの赤い鳥居がずらっと並んでいる伏見稲荷大社に行ったわ。日本はとてもいろいろなものが整頓されていると感じた。どんなに急いでいても、きちんと並んで待ったりするでしょ? とても礼儀正しいなと思うし、他人に対していつもリスペクトしていると思うわ」
そう日本の印象を語ってくれたキヤナさん。一方、モディさんもカナダと日本の違いを感じた点があると話します。
「日本人は高齢の人を街中でよく見かけて、とてもアクティブだなと感じたわ。カナダでは高齢の人たちは出歩かないもの。家でまったり過ごしているってことが多いから、そこが日本と違うと感じたわ」
いまや大定番の東京土産 メジャーゆえに外国人にも人気に
さまざまな土地に足を運び、日本を感じたふたり。あちこちで買い物も満喫したそうですが、今日は帰国を前にお土産選びに余念がありません。
「自分にはスキンケア商品を買ったわ。あとキデイランドにも行って、これを買ったの」とモディさんが見せてくれたのは、人気ゲームキャラクターのペンケース。
そしてキヤナさんが手にしていたのは、世代を問わず、多くの人から親しまれる日本でも定番の東京土産です。
「食べたことはないんだけど!(笑) おいしいんでしょ? これは家族や友達へのお土産ね」
東京土産として作られた「東京ばな奈『見ぃつけたっ』」は、1991年の発売から30年以上が経ち、いまやすっかりお土産の定番として地位を確立。ふんわりやわらかいスポンジケーキのなかに、優しい甘さのバナナカスタードクリームがたっぷり入っています。
味の種類もさまざま。日本人の感覚では帰省のときや、東京出張のお土産のイメージですが、実は外国人にも人気のようです。
日本ならではのお土産を、しっかりゲットしたふたり。カナダに帰ったら、家族や友達と味わいながら、日本での経験を楽しく伝えてくださいね。
(Hint-Pot編集部)