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毒キノコは「派手な色をしている」? 誤った見分け方を厚労省が指摘 誤解しがちなこととは
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秋も深まり、山菜がおいしい季節になっています。近くの山に出かけて、キノコなどを採る人もいるでしょう。ここで、気をつけたいのが、毒キノコの存在です。厚生労働省食品安全情報の公式X(ツイッター)アカウント(@Shokuhin_ANZEN)が毒キノコの誤った見分け方を紹介し、「食べないで!」と呼びかけています。
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「食用と確実に判断できないキノコは絶対に採らない」
楽しい山菜採りが一転、大惨事に……。そんなことにならないよう、十分に注意したいのが毒キノコです。厚生労働省食品安全情報の公式Xでは「食べないで!」と強い口調で呼びかけています。
現在、全国各地で毒キノコによる食中毒の発生が相次いでいます。公式Xでは、さまざまな誤解や誤った言い伝えについて、具体的な例をあげて注意喚起。例えば、「毒キノコは派手な色をしている」という誤解に対しては、「地味な色の毒キノコもあります! また、派手な色の食べられるキノコもあります」と訴えています。
また、「毒キノコは塩漬けすれば食べられる」という誤解に対しては、「ドクツルタケなどテングダケ属の毒キノコは、塩漬けしても毒は消えません」と説明。「茎が縦に裂けるキノコは食べられる」という誤解には、「毒キノコにも、茎が縦に裂けるものがあります」と注意喚起しています。
こうしたさまざまな誤った認識を訂正したうえで、公式Xでは「毎年、秋の #キノコ狩り シーズンには、毒キノコを原因とする #食中毒 が発生しています」と例年、被害が起きていると警告。「食用と確実に判断できない #キノコ は絶対に採らない!食べない!売らない!人にあげない!体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を!」と注意を促しています。
厚労省のウェブサイトでは、食用と間違えやすい毒キノコの例を写真付きで紹介。ただし、ここに載ってないからといって、目の前のキノコが安全というわけではありません。確実に判断できないものは、決して採らないようにしましょう。公式Xでは「インターネットの画像検索機能で調べて、食べられると思ったら……毒キノコだった例もあります」と指摘しています。
(Hint-Pot編集部)