壁際にちょこんと座っている黒ねこ。次の瞬間、尻もちをつくようにして腰を下ろしました。後ろ足をピーンと伸ばして座り込んだねこは、「何か？」とでも問うようにこちらをじっと見つめています。ねこの意外な座り方に、2.4万人が仰天。X（ツイッター）で大反響を呼んだ投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

　◇　◇　◇

床にズドン　後ろ足を前に投げ出す姿勢が話題に

「昨夜の、よっこらしょ」

　そんなコメントが添えられた動画には、壁の前で佇む1匹の黒ねこが。視線をカメラからはずすと、ねこは前足をついてから、後ろ足を前に投げ出します。そして「よっこらしょ」と今にも聞こえてきそうな様子で、床にドスンと腰を下ろしました。

　前屈姿勢で座り込むねこの姿がXで公開されると、瞬く間に、2.4万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「先輩！　お疲れ様です」「リビングの私を見ているようです」「腹筋強いね！」「後ろにファスナーついてそう……」など、ユニークな座り方に驚く声が寄せられています。

子ねこ時代から「よっこらしょ」と座り始めたちょびくん

　貫禄のある座り方を見せたの黒ねこは、「ちょび」くん。元保護ねこで、推定9歳の男の子です。

　ちょびくんは、1歳の頃からこのような座り方をするようになりました。一度こうして座り込むと、5～10分はこの体勢をキープ。その後は立ち上がり、場所を移動して眠るのがお決まりになっているようです。

　ちなみに、一緒に暮らしている先住の元保護ねこ「モモ」ちゃんは、ふくよかな体格をしているため、ちょびくんのように座ることはないそうです。

「モモがちょびと似たような座り方をしそうになったときもありましたが、お腹の肉が邪魔をして、後ろにひっくり返っていました」

　過去にも、座禅を組むように座る姿が大きな話題になったちょびくん。新たなポーズで座る姿を披露してくれる日も、そう遠くないかもしれませんね。

○取材協力：黒猫（@kuroneko071975）さん

（Hint-Pot編集部）