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日本在住1年半の米国人 「日本で食べた一番の食べ物」と挙げた意外な料理とは 「ほかほかごはんの上に…」
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観光庁による「訪日外国人の消費動向」で、訪日外国人観光客が「訪日前に期待していたこと」として、毎回必ず上位になるのが「日本食を食べること」です。伝統的な日本料理からB級グルメまで、日本での食事を楽しみに来日する外国人観光客がたくさんいます。日本で暮らして1年半という米国人男性も、日本食に魅了されたひとり。これまで日本で食べた一番おいしいものとはなんだったのでしょうか。
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愛媛で出合った“漁師めし”に感動
話を伺ったのは、米国人エンジニアのクレイトンさんです。日本在住1年半になるクレイトンさんに、日本で食べたなかで印象的な料理を聞いてみました。
「日本で食べた一番の食べ物は、鯛めし! ほかほかのごはんの上に、タイのお刺身がのっているタイプのやつだよ。あれはとてもおいしかった」
クレイトンさんは今年8月に東京へ引っ越してくる前、兵庫県西宮市に住んでおり、そのときに愛媛県まで足を延ばしたことがあったそうです。そこで出合った宇和島市の郷土料理「鯛めし」に魅了されたとのこと。
一般的に鯛めしというと、タイとごはんを炊き込んだものが多いですが、宇和島市の鯛めしはタイの刺身を漬けにして、薬味とともにごはんにのせる“漁師めし”。瀬戸内海でとれた新鮮なタイは絶品です。
目を輝かせて鯛めしのおいしさを語ってくれるクレイトンさんの様子には、土地になじんだ料理をきちんと味わい、楽しんで暮らしていることを感じさせます。まだ慣れていないという東京でも、おいしいものとたくさん出合ってくださいね。
(Hint-Pot編集部)