幼い子どもを育てていると、子どもの予想外の動きに、ついほほ笑ましくなってしまう経験はありませんか？　そんな投稿をし、ネット上で大きな話題になったのがなぁこ（@welcometama0727）さんです。子どもの夕食どきに起こったほっこりするエピソードの詳細を聞きました。

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「うわ～ん！」と泣きながら床に突っ伏して…

「夜ご飯一口も食べず泣き叫んで拒否だったから頭に来て『そんなに嫌ならもう食べなくていいよ！』って椅子から降ろしたんだけど
うわ～ん！って泣きながら床に突っ伏してそのままこの体勢でテレビ見始めて1ミリも反省してなかった」

　4日、なぁこさんが写真を添えて投稿すると、約9万件の“いいね”が殺到するなど大きな話題に。「何これ。反抗してるつもり？笑笑　かわいい！」「天橋立のポーズですね笑」「強い！　首も精神も！！」「子供の魔法ですよね！」「きっと大物になりますね」など多くの声が寄せられました。

　なぁこさんによると、この日の夕飯はミートソースパスタ。子どもに人気の高いメニューです。

　しかし、娘の機嫌を損ねてしまったのは、心当たりがあるそうで……。

「煮込みハンバーグを昼食に出したら一口も食べてもらえなかったので、それを崩してミートソースパスタにしたのですが、再利用したのがバレたのかもしれません」と、明かしました。

　とはいえ、徹底的に食事を拒否され、なぁこさんもさすがに立腹。いったん、いすから降ろして食事を中断したところ、目に飛び込んできたのが娘の思わぬポーズでした。

　床に頭をつけ、両足の間からテレビを見ています。

「娘がご飯を食べないのはいつものことなのであまり怒らないようにはしているのですが、この日はつい娘をいすから降ろしてしまい、食器を片付けている後ろで娘の泣き声が聞こえ、振り返ったらあのポーズだったので本当にずっこけてしまいました。怒る前に笑ってしまって、イライラしていた自分がバカらしくなりました（笑）」

　ちょうどテレビでは子どもに人気のアニメ「スポンジ・ボブ」が流れていました。

　娘は画面にくぎ付けで、「股の間から見て普通に笑っていました」。ママに叱られたことなど、すっかり忘れて夢中になっていたと言います。その姿になぁこさんが癒やされてしまったのは無理もありません。

　もともとなぁこさんの娘は小食で、どうすれば食べてくれるか、悩む日々だったそうです。

「実は娘は離乳食開始初期からご飯を食べない子で、体重も増えず、本当に悩んで悩んでノイローゼ気味だったのですが、健康上何も問題ないと言われたので、1歳を過ぎてからはもうこれは個性なのだと受け入れるようにしています。今は1日のうち1食ぐらいはそこそこ食べてくれるので何とかなっていますが、それでも数日間拒否が続くとどうしてもイライラしてしまいますね…」

　試行錯誤は続けていますが、「食べないときは潔く諦めます（笑）」と、割り切って接することもあるそうです。

　1歳というと、個人差も大きいですが、言葉をしゃべり始めるかどうかの時期です。

「娘はまだ発語がないので、何に対して嫌だとか怒っているのかが分からないときが大変だなと思います。ご飯に関しても何が嫌！　とか分かればもう少し楽になるのになぁと。これは嫌！　パンケーキがいい！　とか言われたら喜んで作ります」と、なぁこさんは日頃の苦労を明かします。

子どもの小食で悩むママ・パパに伝えたいこと

　一方で、毎日接しているから感じる喜びも大きいと言います。

「やりがいを感じるのは、娘の成長を一番間近で見たときでしょうか。バイバイやちょうだいなど教えたことができるようになったときや、私がメイクやスキンケアをしている仕草をまねしているのを発見したり、そういう小さな成長を見ると本当にうれしくなります」と、続けました。

　投稿が反響を呼んだことは、前向きに受け止めています。

「大変多くの方に見ていただき驚いていますが、笑っていただいたり励ましていただいたりうれしく思っています。娘はほとんどまともにご飯を食べず、現在1歳3か月ですが、病気もせずとっても元気です。怒られてもメンタル強いですし（笑）もし今お子さんが離乳食を全然食べずに悩んでいるお母さんがいたら、毎日元気にニコニコ生きていたら大丈夫！　と伝えたいです」と、結びました。

　なぁこさんは、LINEスタンプ「抑えきれないウサギ。」を制作。「我が子や推しのかわいさを伝えるのに使えるスタンプです」と、紹介しました。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）