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義母の神発言 子どもの偏食に悩むママの育児漫画に感動の声「言葉が刺さったー!」
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「うちの子、野菜を全然食べないのよね」「決まったものしか食べないから、栄養が偏らないか不安」「好き嫌いが多いけど、これって偏食?」……。多くの保護者が子どものごはん事情に悩んだ経験をお持ちでしょう。同年代の子たちが我が子の苦手なものをパクパク食べていたりすると、なおさら心配が募りますよね。今回ご紹介する漫画は、子どもの偏食に悩むママがお姑さんの言葉に救われたという体験談を描いたもの。多くの悩めるママたちを目からウロコの一言で感動させたこの作品は、9000件近い“いいね”を集めています。作者のおさる(monmama.osaru)さんに詳しいお話を伺いました。
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「心が軽くなった」というママ読者が多数!
33歳の専業主婦、おさるさんは一人息子のもんちゃん(2歳)の育児に奮闘中。配偶者さんと二人三脚で育児に励みながら、育児中の気づきなどを漫画にしてインスタグラムに投稿しています。そのリアルな視点は同世代の子どもを育てる保護者を中心に大きな共感を集め、近頃も「義母に言われた言葉」という作品が反響を呼びました。
作品はもんちゃんの偏食がテーマ。0歳の頃は割と何でも食べていたもんちゃんですが、1歳を過ぎた頃からそれまでの好物もすっかり受け付けなくなりました。特にお米は断固拒否! おさるさんはもんちゃんの好きな麺類やパンを食べさせながらも、その心には栄養面などの不安が常につきまとっています。
そんなある日、おさるさんは一家で配偶者さんの実家を訪問しました。やがて夕飯前に帰ろうとした際、お義母さんから「今度うちで食べて行きなさい」と誘われます。さらに「もんちゃんは普段何食べてるの?」とも尋ねられました。
その言葉を受けて、心が一気に重くなるおさるさん。お米をまったく食べず、お肉や野菜も細かくしないとダメで、卵も食感が苦手と説明します。そして「お義母さんどう思うかな……」と内心で心配しながらも、今はまだ一緒の食事は難しいだろうと謝罪。すると、お義母さんは、「グルメなのねえ」と意外な言葉を返したのです。
そして、優しく笑いながらもんちゃんの頭を撫で、苦手な食べ物が入っていることや食感の違いが分かっていると褒めます。その言葉を聞いておさるさんはハッとしました。お義母さんから言われるのでは……と恐れていた批判の言葉はすべて、自分が過去に言われていたこと。いわば、自分の中に根付いていた“呪い”だったのだと。
そして帰り道、おさるさんはお義母さんの言葉を胸の内で反芻。「何事もとらえ方一つだな」と、たった一言で気持ちが軽くなったことを実感しました。そんなおさるさんの姿に、自分を重ねてウルッときた読者さんは少なくなかったようです。
コメント欄には、「お義母さんの言葉、刺さったよー!」「グルメなんて素晴らしい言葉!」「娘も好き嫌いや食べるのが遅くて。毎日悩むし暗くなっていたけれど、これを読んで泣きました。私も自分で自分を苦しめているのかも」などといった声がたくさん寄せられています。
また、「うちも突然グルメになりました。意識的に気にしないよう、落ち込まないようにしていましたが、心が軽くなりました!」「うちもグルメすぎて、成長曲線割りました!(笑) グルメ、使わせていただきます!」と、「グルメ」という考え方をさっそく取り入れるという声も多数見受けられました。