カルチャー
日本でブームの食フェスに参加した米国人 コンビニ店員の優しさに感動したワケ
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日本で近年大ブームになっている食フェス。一会場で全国各地から集まった絶品グルメを味わえるとあって、通な外国人観光客からも大人気です。とはいえ、参加するには入場料がかかる場合も。日本に2週間滞在中という米国人男性ふたりは、前売り券を購入する際に日本人の優しさに触れたといいます。苦労の末参加したフェスで、ふたりが楽しんだグルメとは。
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イベントチケットの事前発券に苦労 「店員さんが丁寧に教えてくれて」
日本最大級のラーメンイベント「東京ラーメンフェスタ2023」(現在は終了)のため会場の駒沢オリンピック公園を訪れたという、米国人のクワベナ・サーポンさんとグレッグ・プーヴィスさん。今回が初めての日本旅行で、2週間ほどの滞在を予定しているそうです。旅先に日本を選んだ理由や、日本人の印象をクワナベさんが教えてくれました。
「行ったことのない国に行ってみたいと思っていて、日本は米国とは全然異なる文化があることに惹かれたんだ。それに、東京と大阪でも違うと聞いて、今回はその両方とも経験してみたいと考えていて。日本に来て1週間近く経つけどとても周りやすいし、日本人は困っていたら助けてくれる。とても親切だよ」
続けて、グレッグさんが日本人の優しさを感じたエピソードとして、イベントのチケットを入手した際のことを語りました。
「今回のラーメンフェスはオンラインで知ったんだ。チケットが必要とわかったんだけど、事前にコンビニでチケットを購入するのにかなり手間取ってしまっていたんだ。そうしたら店員さんが丁寧に教えてくれて、無事にチケットを買えて、イベントに来られたよ」
コンビニエンスストアでの事前発券はとても便利ですが、慣れていないと難しく感じる点があるほか、系列によって発券機の操作が異なるため、日本人でも手間取ることがあります。日本語がわからないふたりにとって、丁寧に対応して助けてくれたコンビニ店員さんは、きっととてもありがたい存在だったでしょう。
ふたりが選んだラーメンとは
そうして訪れた東京ラーメンフェスタで、どんなラーメンを食べたのでしょう?
グレッグさんは「僕はまだ『豆天狗』での1杯しか食べてないんだけど、2杯目を食べられるかは、お腹と相談かな(笑)」と、2杯目は検討中。一方、クワナベさんは……。
「もう2杯食べた。1杯目はグレッグと同じ『豆天狗』。2杯目は『札幌芳醇炙り じゃが白湯味噌らあめん』を食べたよ。ちょっとネギをトッピングしすぎちゃったかな(笑)。どちらもとてもおいしかった。このラーメンフェスには日本各地のラーメンが集まっていて、それぞれ異なる特徴があるんだよね? あと1杯くらい食べたいと思っているんだけど、どれがいいかなぁ?」
さらなる一杯を求めて、楽しそうに悩んでいました。東京への出店がなく気軽に足を運べない店も集まるため、日本人もお店選びと胃袋の兼ね合いに迷うイベント。ふたりはしっかり満喫したようです。
(Hint-Pot編集部)