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タイトル防衛の藤井聡太八冠 昼食に“好物”をオーダー 竜王戦第4局2日目の“勝負飯”
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将棋の藤井聡太八冠に伊藤匠七段が挑戦した、第36期竜王戦七番勝負。第4局が北海道小樽市の旅館「料亭湯宿 銀鱗荘」で行われました。2日にわたり繰り広げられた激闘の末、藤井八冠が勝利。八冠を達成してから初のタイトル防衛となりました。熱い戦いはもちろん、開催地では「おやつコンテスト」が行われ、両者の“勝負飯”にも注目が集まった対局。北海道ならではのメニューが並んだ1日目に続き、2日目にはどんなものが選ばれたのでしょうか。
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午前のおやつはかわいらしい和菓子をチョイス
2日目の11日、伊藤七段の封じ手が開封されて対局がスタート。攻め合いが続くなか、午前10時になるとおやつが提供されました。
藤井八冠は、「otaruスイーツ竜王戦おやつコンテスト」の和菓子部門から「お菓子のふじい」の「塩バター大福」を選びました。厳選された北海道産のもち米やあずきで作られた大福は、しっかり伸びて食べごたえ抜群。ぱっくり開いた口とつぶらな瞳がかわいらしく、塩バタークリームでキャラクターの舌が表現されています。飲み物は「ほうじ茶」と「アイスコーヒー」を選びました。
一方、伊藤七段は同コンテストの洋菓子部門から「永沼農園」の「完熟カボチャのごちそうプリン」をチョイス。1日目の午前のおやつで、藤井八冠も同じものを食べていました。自社栽培の完熟カボチャと、北海道産の卵や牛乳などを組み合わせたスイーツです。飲み物は「アイスティー」でした。
伊藤七段は昼食で北海道の郷土料理を注文
昼食の時間を迎え、藤井八冠は「握り寿司」をオーダー。伊藤七段も1日目の昼食に「握り寿司」を選んでいました。寿司好きという藤井八冠は、勝負所で豪華な海の幸を存分に堪能したようです。
伊藤七段は、北海道の郷土料理のひとつでもある「鰊そば」を選びました。厚みのあるニシンがのった、温かいそばです。ニシンそばといえば京都も有名ですが、ニシンの捕獲量が全国で一番多い北海道でも昔から食べられているそう。濃い口の味付けながら、優しい甘さが感じられるのが特徴です。
藤井八冠の午後のおやつはドリンクのみ
長考が繰り返されるなか、午後のおやつの時間に。藤井八冠はタイトル戦でおなじみの“ダブルドリンク”作戦です。「アイスティー」と「ニトリ観光果樹園りんごジュース」でリフレッシュしました。
伊藤七段は、「特製アップル・パイ バニラのアイスクリーム添え」を選びました。このアップルパイは、「ニトリ観光農園」の人気商品。同園で収穫したリンゴと、アーモンドクリームの甘さが絶妙にマッチした一品です。飲み物でもリンゴを堪能。「ニトリ観光果樹園りんごジュース」で集中力を高めました。
(Hint-Pot編集部)