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「下剋上球児」聖地巡礼、注目は「下剋上弁当」 ボリューム満点 盛り付けは白山高校の生徒が考案
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TBS系日曜劇場「下剋上球児」が注目を集める中、ドラマのモデルとなっている三重県津市の県立白山(はくさん)高校近くで「下剋上弁当」が販売され人気となっています。ボリューム感たっぷりの総菜類とご飯に「下剋上」の白文字。強烈なインパクトがあり食欲をそそります。果たしてどんな味なのでしょうか。写真をX(ツイッター)に投稿したふがまるちゃん(@fugaemon)に「下剋上弁当」の魅力を伺いました。
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唐揚げ、エビフライ、デザートも 視聴者が続々と巡礼
俳優の鈴木亮平さんが主演する「下剋上球児」は、三重県立越山高校の弱小野球部が甲子園を目指して奮闘する姿を描く感動スポーツ物語。この越山高校のモデルとなったのが2018年に甲子園出場を果たした白山高校です。実際に同校を訪れると、周辺で弁当類を販売しているのはドラマにもたびたび登場するファミリーマートと弁当店「ぶんてん」くらいしか見当たらないといいます。その「ぶんてん」が10月から販売を開始したのが「下剋上弁当」です。
ふがまるちゃんに“お味”をたずねると「まず、『下剋上』の文字が入ったのりがカッコいいし、写真映えします。白色の文字は食材ではなく、のりにレーザープリントされたような仕上がりでした。お弁当の内容は惣菜たっぷりでボリューム満点! どの惣菜も味がしっかりしていておいしかったです。このお弁当は白山高校の生徒が盛り付けを考案し、学生たちからの人気が高い唐揚げやエビフライなどが入っています。デザートも入っていてボリューム満点なところがうれしいですね。お値段は800円です」と高評価。
それにしてもインパクトが強い「下剋上弁当」。どんな人が食べているのでしょうか。「私は今回が初めての訪問でしたが、訪れた時間帯が12時半頃で、店内では白山高校野球部の方が昼食をとっていました。高校生たちがみんな元気にあいさつしてくれたので好印象でした。他には、ドラマで白山高校を知った方がよく訪れている印象です。年配の夫婦が『下剋上弁当』を購入して白山高校の校門前で記念写真を撮っていました」。聖地巡礼の腹ごしらえとして欠かせない一品となっているようです。
ドラマの影響力を実感しますが、「それでもまだ下剋上弁当の存在を知らない方が多数だと思いますので、この投稿をキッカケに『下剋上弁当』をたくさんの方々に食べてほしいなぁ…と思います。目の前には、下剋上球児のモデルとなった白山高校もあるので舞台巡りを楽しみたい方はぜひ」と呼びかけています。
ふがまるちゃんは「三重を撮る写真家」として2016年から活動を開始。これまで撮影した2600枚以上もの三重県の写真を自身が運営するサイト「三重フォトギャラリー」で無料配布しているほどの地元愛の持ち主です。
「ドラマと原案の書籍『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』はストーリーが異なる点が多々あります。共通するのは、舞台が三重県で弱小野球部が熱血教師によって甲子園を目指し、生徒と先生が共に成長していくところです。ドラマをご覧の方は原案となった書籍も読むことで、より楽しめると思います。ドラマでは三重県各地の名所が登場するので、ドラマをきっかけに三重県の観光をぜひ楽しんでほしいです」。
「下剋上弁当」の投稿にも“地元愛”があふれています。
○三重県の美しい風景が広がる「三重フォトギャラリー」:https://photo.mie-eetoko.com
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)