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「日本のが一番好き!」 フランス人女性が絶賛した外国由来の日本料理とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

明治神宮で出会ったフランス人の(左から)アクセルさんとティボーさん【写真:Hint-Pot編集部】
明治神宮で出会ったフランス人の(左から)アクセルさんとティボーさん【写真:Hint-Pot編集部】

 訪日外国人観光客が来日前に期待していたことで、必ず上位に入るのが「日本食を食べること」。日本の料理は多彩で、海外由来の料理でさえも独自の進化を遂げて、オリジナルに引けを取りません。美食の国フランスから来た女性も、多くの国で食べられているある料理を日本で食べて、おいしいと感じたようです。いったい、どんな食べ物だったのでしょうか。

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日本で食べた一番は? 「神戸牛はおいしかったけど、少し…(笑)」

 東京・原宿駅に隣接する都心部にありながら、全国から献木されたおよそ10万本の植樹による広大な森の中にある明治神宮。そこで出会ったのが、今回初めて日本を訪れたというアクセルさんとティボーさんのフランス人カップルです。

 22日間の滞在予定で、話を聞いたのは20日目。日光や金沢、京都など日本各地をめぐり、大満喫したというふたりは「もうすぐ帰るのが残念だ」と話します。旅のなかでとくに印象に残った食事を聞いてみました。

「日本食はたくさん食べたわね。トンカツ、お好み焼き、しゃぶしゃぶや神戸牛……。神戸牛はおいしかったけど、少し高かったかしら(笑)」

携帯画面で見せてくれた、実際に食べたという神戸牛。画面を撮影した写真でもサシの入り具合がわかる【写真:Hint-Pot編集部】
携帯画面で見せてくれた、実際に食べたという神戸牛。画面を撮影した写真でもサシの入り具合がわかる【写真:Hint-Pot編集部】

 アクセルさんが価格の高さを指摘する通り、日本人でもなかなか口にする機会がない神戸牛。昔から日本でも高級牛肉のひとつという位置づけでしたが、いまや世界の美食家が支持するブランドです。赤身とサシと呼ばれる脂身とのコントラストは美しく、料理される前からジューシーさを感じさせます。

 やはり日本の誇るブランド牛が、この国で食べたなかで一番だったのか聞いてみると、アクセルさんがベストに挙げたのはまったく別の料理でした。

「いろいろ食べたなかで、日本のカレーが一番好きだわ! フランスにも、もちろん辛い食べ物はあるんだけど、念のため一番辛くないようにしてもらったの」

神戸牛を抑えて一番を勝ち取ったのは、カレー!【写真:Hint-Pot編集部】
神戸牛を抑えて一番を勝ち取ったのは、カレー!【写真:Hint-Pot編集部】

 移住によって食文化が世界に広がった中華料理やインド料理は、多くの国に本格的な店があり、もちろんフランスでもカレーは食べられます。アクセルさんが「日本のカレー」と言ったのは、ほかの国では食べたことのない味わいを感じたからなのでしょう。

 カレーは家庭料理のひとつとしても定着しており、まさに国民食。しかも、日本のカレーチェーン店が本場インドに出店し、現地の人にも支持されているといいます。

 美食の国から来たフランス人のアクセルさんが、そんな私たちの日常に根づいた味を一番に挙げたのは、日本の味にすっかりなじんだからかもしれませんね。

(Hint-Pot編集部)