どうぶつ
クマのような保護ねこ ケージによじ登りぶら下がる姿に驚きの声 「ツキノワネコ!」
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オオカミに見えるいぬや、ライオンに見えるねこ……。一緒に暮らすいぬやねこが、ふとした瞬間に別の動物に見えたという経験がある人もいるのではないでしょうか。今回は、X(ツイッター)で話題になった“クマに見えてしまったねこ”について、投稿主さんに詳しいお話を伺いました。
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クマのようなねこ 驚く人が続出
「ねこ……ねこ????」
そんな一文とともに投稿された写真には、二足立ちしながらケージにしがみつくねこが写っています。体のほとんどが黒い被毛に覆われていますが、口元や首元、お腹、おしりの一部、後ろ足の先には白い被毛がちらほら。
とくに首元の白い毛が、立ち上がったときにくっきりと浮かび上がり、まるでツキノワグマのように見えます。この写真がXに投稿されると、2000件超の“いいね”を集めました。
リプライ(返信)には、「ツキノワネコ!」「私の中ではツキノワグマと認識しております」「クマ……」「ツキノワネコ」「クマかも」「ちっちゃいクマさんでしょ」など、迫力ある姿に驚く声が寄せられています。
「犬猫サロンぷらす」で里親さんとの出会いを待つ十勝くん
話題になったのは、保護ねこの男の子「十勝」くん。神奈川県横浜市にある「ゆたか動物病院」に隣接する「犬猫サロンぷらす」で、里親さんとのご縁を待ちながら暮らしています。
「犬猫サロンぷらす」は、有料でいぬやねこを預かり、併せて“里親を探すサービス”を提供するシステムを備えたホテルです。現在、サロンで過ごしているいぬやねこの滞在費は保護主さんが負担し、一般的な保護犬・保護ねこ活動は行っていません。
「保護主様が、ご自宅の庭に十勝が現れたときに『かわいい』『うちの子に迎えたい』と思われたそうで、当サロンに保護と捕獲の相談にお越しになりました。捕獲に向けて給餌をされていましたが、事情によりお迎えできなくなり、『お迎えするつもりだったから、保護しておうちを見つけてあげたい』と依頼を受けました」
鳴いている十勝くんの様子を見にいくと…決定的瞬間を激写!
注目を集めた写真は、十勝くんがほかのねこに向かって鳴いているのを耳にして、投稿主さんが様子を見にいったときに撮影されました。
「ケージの上までよじ登って、壁面にぶら下がっていました。撮影を始めたところ、ずり落ちてきて1枚目のような姿に。さらに撮影していたところ、また登り始めて2枚目のような状態になりました」
ふっくらとして元気いっぱいな十勝くんは、とてもかわいらしいですよね。「犬猫サロンぷらす」では、保護主さんの経済的負担を少しでも軽減するためにねこたちのグッズを販売し、その収益を滞在費や医療費に充当しています。詳細は、投稿主さんのXアカウントをチェックしてみてくださいね。
○取材協力:たすかふぇ(ゆたか動物病院)(@tasu_cafe)さん
(Hint-Pot編集部)