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「逆さにしてもこぼれない」テイクアウトで便利と話題のふた バーガーキングに聞いた
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飲食店のテイクアウトで、ドリンクがこぼれて困ってしまうこともありますよね。カップの形状やふたがしっかり閉まるかを気にする人は多いのではないでしょうか。ネット上で「こぼれない」とちょっとした話題を呼んでいるのが、ハンバーガーチェーン「バーガーキング」の持ち帰り用ドリンク。カップのふた代わりにフィルムを貼って提供するスタイルです。フィルムの“秘密”について、同社に聞いてみました。
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「ご注文ごとに専用の機器で貼っております」
バーガーキングは公式サイトで、「お持ち帰り用ドリンクには、プラスチック製のふた、またはフィルムを貼ってご提供をさせていただいております」と説明しています。フィルムは2021年3月から日本で導入を開始したそうです。
早速、セットメニューをお持ち帰りで注文。ドリンクのフィルムはカップ上部にピタっと密着していて、容器を傾けても中身がこぼれてしまうことはありません。
SNS上では「逆さにしてもこぼれない」「自転車持ち帰り勢なのでこれはとても助かる」「これ、そのままストローさせるんですよ。天才ですよね」「あるようで無かったやつですね 間違いなく便利!」「やっぱりあのドリンクの蓋は全ファストフード店で採用して欲しい」など、称賛の声が続々寄せられています。
空気穴の目的とは
どのようにフィルムを貼り付けているのでしょうか。担当者は「ご注文ごとに専用の機器でドリンクカップにフィルムを貼っております。バーガーキングのパートナーであるコカ・コーラ様との共同の取り組みとなります。フィルムのデザインもオリジナルとなっております」と教えてくれました。
また、フィルムをよく見ると、小さな穴があります。「フィルムの真ん中にある小さな穴につきましては、炭酸ガスによる膨張を防ぐ目的のための空気穴となります。炭酸飲料に限らず、フィルムを貼ってご提供する際は、空気穴を開けてご提供させていただいております」とのことです。
持ち帰りオーダーの便利さや安心感がより高まる新手法のフィルム。反響について同社は「多くのお客様から良い反響をいただき、大変うれしく思っております。今後も引き続きバーガーキング店内はもちろん、テイクアウトやデリバリーでも直火焼きの100%ビーフパティを使用した本格バーガーをお楽しみいただければ幸いです」と話しています。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)