どうぶつ
見た目はペンギン 子ねこのように鳴く小鳥に驚き 「声も姿も独特のかわいさ」
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鳥の飼い主仲間からもたらされたカノコスズメとのご縁
飼い主さんは、幼少期から鳥と暮らし慣れ親しんできた愛鳥家。現在、おうちにはあめくんのほかにも、マメルリハ、キンカチョウ、ヒノマルチョウなど、魅力的な鳥たちが複数暮らしています。
「実家で飼っていたジュウシマツという鳥が卵を産み、雛を育てたときは子どもながらに感動しました。大人になって、生活が落ち着いてから改めて鳥をお迎えしたところ、その賢さと愛情深さに驚かされ沼にハマってしまいました」
そんな飼い主さんがカノコスズメと出会ったのは、数年前のこと。当時、カノコスズメは「少し珍しい小鳥」だったそうです。
飼い主さんは、カノコスズメの「小さいペンギンのような見た目と、アニメ風な鳴き声」を知り、一瞬で夢中に。「いつかお迎えしたい」と思いを募らせながら、悩む日々を過ごしました。
「今から3年ほど前は、手乗りのカノコスズメはほとんどいませんでした。また、高価な鳥でもあったため、踏ん切りがつかず……。そんなとき、鳥飼いの先輩からペアのカノコスズメを譲ってもらえることになり、大喜びでお迎えするとにしました」
性質が異なる4羽との暮らしには細心の注意も
これほどまでに飼い主さんを夢中にさせるカノコスズメ。その魅力とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
「10グラムほどしかない小さな体に、くりっとした黒い目、ペンギンみたいな顔つき、おしゃれな被毛の模様など、ビジュアルが良すぎます! 手乗りするように育つと、ふわふわツルツルの羽を触らせてくれることも。手の中で包むとフワッと暖かくなって、幸せな気持ちになります」
鳥をこよなく愛する飼い主さん。それぞれ性質の異なる4羽の鳥に心地良く暮らしてもらうために、日頃から気を配っているそうです。
「いつも1羽か2羽ずつケージにいます。2羽のケージは、ペア(夫婦)の子たちです。ケージの外に出すときは、事故がないように時間を決めて、見守りながら遊ばせています」
飼い主さんに見守られながら、のびのびと元気いっぱいに過ごすあめくんと鳥の“きょうだい”たち。普段の様子は、YouTubeチャンネル「ごまことりちゃんねる」でも見ることができますよ。
○取材協力:小鳥ごま子(@tozantomusic)さん
(Hint-Pot編集部)