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「その手があったか」 真似したくなる子どもの迷子対策 警視庁のアイデアに感嘆の声
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子どもと一緒に出かける前に、迷子対策をしている人は多いでしょう。はぐれてしまったときのために、連絡先が書かれたものを子どもに持たせるのもひとつの手ですが、なくしてしまう可能性もありますよね。そこで、なくす心配もなく、すぐに真似できそうな迷子対策を警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)が公式X(ツイッター)で紹介しています。
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子どもにメモを渡すと紛失する可能性も
子どもが迷子にならないように、出かける前にできるだけ目立つ色の服を着せ、外出先では常に目を離さないように、保護者は常に気を張っています。それでも、子どもの行動は計り知れず、いつの間にかそばを離れてしまうことも。そんなとき、子どもが親の連絡先を大人に知らせる手段があれば安心できるはずです。
しかし、紙に書いたメモを渡していても、子どもはなくしてしまいがち。同課の公式X担当者さんも「迷子対策として連絡先を書いたメモを子どもに持たせたところ、あっという間になくしてしまいました」と明かしています。
そこで担当者さんは、連絡先などが記されたタグを、コートやジャケットの襟裏にある輪っかにつけることを思いついたそう。そうすることで、なくすことなく「子どもがはずしてしまうこともありませんでした。被災地での対策にも使えると思います」と綴っています。
投稿には、実際に子ども服に装着した状態の写真も。使用しているのは、市販されているボタン付きのネームタグ。名前を書く部分に連絡先のスタンプが押されていますが、油性のペンなどで手書きしても良さそうです。それをジャケットの首元についている輪っかに通して、ボタンを留めるだけ。ボタンをはずして、別の衣類につけ替えることも可能だそうです。
投稿には1000件を超える“いいね”が集まり、引用ポストには「内側につけると外からは見えないから防犯上も有益ですね。なかなかの名案」「こういう“ひとひねり”のアイデアに最初に気づくのってすごいよね。いつも『あぁ、その手があったか』って感心する」「認知症の方にも有効かも」「この発想はなかった。このタイプのタグ使ってるからすぐにやろう」などの声が上がっています。
自宅に細長いはぎれなどがあれば、ボタンをつけて手作りすることもできそうです。いざというときのために、子どものジャケットやコートなどにつけておくのもいいでしょう。
(Hint-Pot編集部)