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どうぶつ

45キロの大型犬 飼い主さんを「絶望的な気持ち」にさせた散歩“あるある”に共感の声

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

突然座り込んで動かなくなったロビンくん(画像はスクリーンショット)
突然座り込んで動かなくなったロビンくん(画像はスクリーンショット)

 散歩中、道路の真ん中で“伏せ”をしたまま固まってしまったゴールデンレトリーバー。飼い主さんがリードを引いて歩くよう促しますが、45キロのビックボディは1ミリも動きません。のっぴきならない状況が、2.1万人の注目を集めています。このあと、どうなったのでしょうか? X(ツイッター)で話題になった投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

散歩中に歩くのをボイコットした大型犬

「道の真ん中で45キロの大型犬が動かなくなると、絶望的な気持ちになるんです……」

 そんなコメントが添えられた動画には、道路に座り込んでフリーズするゴールデンレトリーバーが。飼い主さんにリードを引かれるものの、応じる様子はまったくありません。

 憮然とした表情を浮かべたまま頑なに動こうとしない愛犬に、困り果てる飼い主さん。“ふたり”の真剣な応酬から目が離せません。

 この動画がXで公開されると、2.1万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「帰りたくない病?」「おんぶしていいですか」「45キロだと抱っこも大変ですね」など、微動だにしない姿に驚きの声が。

 また、「うちはこれを体重攻撃と呼んでいます。攻撃解除まで『あらあらww』と道行く人に笑われてしまう恥ずかしいやつ。うちは散歩嫌いなので『家に帰ろうか?』と言うと、だいたい立ち上がってトコトコと家に向かって歩き出します」と、共感する声も寄せられています。

「動かなくなった理由はよくわかりません」

 飼い主さんを困らせてしまったのは、3歳の男の子「ロビン」くんです。動画が撮影された日、夕方の散歩に出たロビンくんは、いつものコースの中間地点に差しかかったところで突然、道路に座り込んでしまいました。

 そして、“伏せ”をするとそのまま動かなくなってしまったのです。飼い主さんがリードを引っ張るなど、あの手この手で説得を試みるもまったく応じず、“散歩拒否”状態になってしまいました。

「動かなくなった理由はよくわかりません。3歳になって自己主張をするようになったのかとも考えましたが、それにしてもなんの主張だったのか……? 『もうおうち帰りたい』『違う方向に行きたい』『疲れた』『もう少し匂いを嗅ぎたい』などではないかと推測しています」

 実は、ロビンくんが止まっていたのは10秒ほど。飼い主さんが粘り強く「早くおうちに帰ろう!」と説得を続けたところ歩き出したといいます。

先住犬のルーシーちゃんも“散歩拒否”することが…

先住犬のルーシーちゃん(左)とツーショット(画像はスクリーンショット)
先住犬のルーシーちゃん(左)とツーショット(画像はスクリーンショット)

 これまでも、ロビンくんが散歩中に動かなくなったことは何度かあるのだとか。飼い主さんはそんなとき、“魔法のワード”を使って動いてもらうそうです。

「まずは、このときのように『早くおうちに帰ろう』とか『“うまうま”あげるよ』と声をかけます。それでも動かないときは、『あ、あっちにねこがいるよ!』と言うと、ロビンはねこに興味があるのですぐに反応します。でも、これはロビンを騙すことになるので気が引けて……。あとは、通りかかった人に声をかけられると、気がそれて動くこともあります」

 ちなみに、10歳の先住犬「ルーシー」ちゃんも、ときどき“散歩拒否”をすることがあるそうです。こちらはロビンくんより少し軽い35キロ。とはいえ、引っ張ってもびくともしないのだとか。

 飼い主さんは、かわいい“姉弟”に手を焼きつつも、そんなところもかわいいと日々、幸せを感じています。ルーシーちゃんとロビンくん、飼い主さんを困らせるのもほどほどにしてあげてくださいね。

○取材協力:Lucy&Robin GR(@februarybunny)さん

(Hint-Pot編集部)