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「日本は夢見ていたところ」 インドネシア人夫婦が旅行準備中に活用した地図アプリに驚き
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旅行の計画を立てるとき、行きたい場所の候補をあれこれ考えるのは楽しいですよね。行ったことのない、憧れの地であればなおさらです。インドネシアから来日した夫婦は、初めての日本旅行に向けて、多くの候補地をチェック。スマートフォン内のマップに記した「行きたいところ」には、日本への愛を感じさせるモチーフが使われていました。
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「防寒着を買わないといけないかも」
格式高い店が並び、昔から“大人の街”として憧れる人も少なくない東京・銀座。そこで出会ったのが、新婚旅行で初めて日本を訪れたというディマスさんとハニーさんのインドネシア人夫婦です。
「今回はハネムーンだから、日本を選んだんだ」と、うれしそうに話してくれたディマスさん。ふたりにとって日本は憧れの場所で、今回は15日間、滞在する予定だそうです。
東京だけでなく、大阪や京都にも足を伸ばすつもりだというふたり。話を聞いた日の午前中に成田に到着したばかりとのことですが、日本で感じたことについて教えてくれました。
「日本はまだ着いたばかりだけど、期待していたのとほぼ同じ印象ね。今日は、日本も暖かいし日も出ているからいいけど、インドネシアはいつも暑くて湿気もすごいの。こんな分厚い服、着ないのよ」
ハニーさんの言葉に共感しつつ、ディマスさんも旅行前には服装について考えていたようです。
「この服はジャカルタで用意してきたけど、これから日本でも防寒着を買わないといけないかもしれないね」
「全部行けるとは思ってないけど…」 東京だけでも候補地がいっぱい
今年は11月に入っても暖かい日が続いていますが、暑いなかで暮らすふたりにとっては、東京の気候も寒く感じるようです。
肌寒さを感じながら始まったふたりの日本旅行ですが、日本を訪れたいと思っていた気持ちにはとても熱いものが。その思いは、ディマスさんが見せてくれたスマートフォンの画面にも込められていました。
「日本は夢見ていたところ。だからいろいろ調べて、Googleマップにピンを立てているの。もちろん全部行けるとは思ってないけど、行きたいところはこんなにあるのよ」
そううれしそうに話しながら、行きたいところを教えてくれたハニーさん。銀座を中心に、訪れたいと思う場所には日の丸の国旗のピンがマークされていました。
画面にいっぱいある日の丸から、ふたりの日本を訪れるうれしさが伝わってくるようです。リストアップした場所すべてを15日間の滞在でめぐり切れないかもしれませんが、しっかり防寒して、風邪をひかないように日本を満喫してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)