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「日本で一番おいしかったのは…」 スペイン人が選んだ外国人に大人気の日本グルメとは
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さまざまな流行が移り変わっていきますが、文化として根づいたものは、そう簡単には廃れません。食のブームも目まぐるしく変化するなか、新たな“定番”として長く支持されるうち、その国を代表する料理のひとつになることも。スペインから初来日したカップルは、日本を代表する“定番”グルメをいろいろと楽しんだようです。一番気に入った料理は、いったいなんだったのでしょうか。
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「日本のほうがはるかにおいしかったよ」と“本場”の味を絶賛
日本を代表する家電の街であり、ゲームやアニメに関連するグッズなどの店舗も多い東京・秋葉原。ポップカルチャー発信地のひとつとして、外国人観光客にとっても人気の街です。そこで出会ったのが、スペインのアンダルシア州から来日した、アレさんとアルバさんのスペイン人カップル。初めての来日で、12日間の滞在も終盤というタイミングでした。
翌日の午後にはスペインへと帰国するというふたり。東京以外では京都や奈良、日光にも足を運び、秋の日本を楽しんだそうです。各地を訪れたふたりに、日本で食べたなかで一番おいしいと感じた食べ物を聞いてみました。
「日本で一番おいしかったのはラーメンかなぁ。寿司もおいしかったけど」と答えたのは、アルバさん。
外国人観光客にとって日本で食べたいものといえば、寿司や天ぷら、すき焼きなどがかつての“定番”でした。ただ近年、新たな日本グルメとして人気があるのは、日本人も大好きなラーメンです。独自の進化を遂げた日本のラーメンは、国民食のひとつになっただけではありません。
日本のチェーン店やラーメン職人が海外へ進出し、世界各地で人気になっています。スペインでも日本のラーメンがブームになり、いまや都市部には“ラーメン激戦区”があるほどだそう。
ふたりが暮らすアンダルシアにも、もちろんラーメン店があります。それでも、アレさんは日本の味に感激したようです。
「スペインでもラーメンを食べられるんだけど、日本のほうがはるかにおいしかったよ」
さまざまな国でも定着しつつあるラーメン人気。それだけに「日本で食べたい料理」として、支持が高いようです。すっかり日本のラーメンに魅了されたふたり。また日本へ来て、おいしい食べ物を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)