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1万円以上のお年玉を入れるときはどうする? 意外と知らないポチ袋のマナーをハンズが紹介

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

お年玉を渡すときに使うポチ袋(写真はイメージ)【写真:写真AC】
お年玉を渡すときに使うポチ袋(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 お正月になると親戚が一堂に会し、子どもにお年玉をあげることもあるでしょう。いつも何気なくポチ袋に入れて手渡しているものの、実はマナーが守れていないかもしれません。日常の役立つ情報などを発信するハンズの公式インスタグラムアカウント(handsinc.official)では、ポチ袋を使うときのルールやマナーについて紹介しています。

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ポチ袋は小さなご祝儀袋 渡すときのマナーも大切

 お年玉とは、新年を迎えたことを祝って大人から子どもに渡すお金のことです。昔は子どもに限らず大人にも、お年玉として餅などが目上から目下へ贈られていました。その風習が時代の流れとともに子どもにお金を贈ることが主流になり、現代に至っているようです。

 お年玉を渡すとき、イラストなどが描かれたポチ袋にお金を入れることがあります。ポチ袋とは小さな祝儀袋のことをいい、お年玉だけでなく、旅館などで「心づけ」を渡す際にも使われています。

 同アカウントは、「お年玉といえば『ポチ袋』 意外にもルールがたくさんあります」とのコメントとともに、ポチ袋を使うときのマナーについて、画像と動画を添えて紹介しています。

○お金の入れ方
 紙幣を折りたたんで入れるときは、紙幣に描かれた肖像を表面にして左から右の順に三つ折りにして入れましましょう。紙幣を何枚か入れる場合は、重ねて同様に折ります。紙幣を折らずに入れられる長いサイズのポチ袋を使うときは、開けた際に紙幣に描かれた肖像が表にくるように入れるのがマナーです。また、硬貨を入れる場合は製造された年が刻まれているほうを裏にして入れましょう。

○封はのり付けしない
 相手がすぐにお金を取り出して使えるようにするのも気遣いのひとつです。そのため、ポチ袋にのり付けする必要はありません。もし封をするとしたら、シールやテープで閉じるといいでしょう。

○入れる金額は1万円までが目安
 ポチ袋は一般的に、心づけ程度の金額を入れるときに使用するものです。1万円以上の金額を渡すときは、ご祝儀袋を使うのが適切でしょう。また、ポチ袋に入れる紙幣は新札でなくても問題ありません。その際に、新札でないことを詫びる言葉を伝えると丁寧です。

 気持ちを込めてわたすお年玉。用意するときはポチ袋の使い方もしっかり確認して、喜んでもらえるような渡し方ができるようにしたいですね。

(Hint-Pot編集部)