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「生死を分けるかもしれない」 スキー場で時間節約にも非常時にも役立つ 警視庁が携行アイテムを提案

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

スキー場では急な吹雪で視界が悪くなり、動けなくなってしまう場合も。警視庁がすすめる携行アイテムとは(写真はイメージ)【写真:写真AC】
スキー場では急な吹雪で視界が悪くなり、動けなくなってしまう場合も。警視庁がすすめる携行アイテムとは(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 寒さが本格化するなか、全国のスキー場がオープンしようとしています。スキーヤーやスノーボーダーには、待望のシーズンが到来。しかし、山は天候が変わりやすいため、吹雪などで動けなくなってしまった場合に備えた事前準備が大切です。警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)が、ある携行アイテムを紹介しています。

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「霧や地吹雪でその場から動けない場合」

 昨年までコロナ禍で思うように旅行ができず、今年の冬こそはスキーやスノーボードを楽しみたいと思っている人は少なくないでしょう。ただし、雪山で注意したいのが、急な天候の変化です。霧が出てきたり、吹雪いてきたりして視界が悪くなり、その場から動けなくなる場合もあります。そんなときに備えた対策はあるのでしょうか。

 同課の公式X担当者さんは「私はスキーを趣味としていますが、滑るときチョコバーなどの携行食をポケットに入れています。これは時間節約でリフト上で食事をするためです」と綴っています。確かにこれならすぐ、簡単に食事を取ることができます。

 携行食をポケットに入れておくことには、ほかにも狙いがあるようです。「霧や地吹雪でその場から動けない場合に、これを食べ、晴れるのを待つこともあります。行動しながら食べられる携行食は災害時にもおすすめです」とも説明しています。非常食としての側面も持ち合わせているのですね。

 担当者さんは「ひとくちサイズのものなら、片手で持ちながら食べられるので、避難行動中でも容易に栄養補給が可能です。通常製品でも数か月はもちますし、長期保存用のものもあります」と追記。具体的な携行食として、ミニチョコや羊羹などを例に挙げています。

 この投稿に対しては、「超田舎や離島に住んでいたので、長時間船や電車に乗るときはチョコレートや飴を持つようにしてた。何かの災害に巻き込まれたら生死を分けるかもしれないからね」「リフト上で食事 スキー中だと効率がいいですね」「遭難や食糧難になったらヤバイです。準備します」などの声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)