気性が荒く、攻撃的な性格だというヤマアラシ。米オハイオ州の動物園が運営する公式TikTokで、そんなヤマアラシの意外な姿が公開され話題になっています。後ろ足2本を使って歩く姿は、どことなく歩き始めたばかりの人間の赤ちゃんのよちよち歩きのようにも。「最高の思い出になるでしょう」とのメッセージが添えられた動画は、1.4万件近い“いいね”を集めています。

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よたよたと歩くヤマアラシ　「あなたの一日の最高の思い出になるでしょう」

　フォロワー数140万人以上にも上る、米オハイオ州・シンシナティ動物園の公式TikTokアカウント。過去には、ペンギンが行儀良く一列で散歩する風景や、穏やかなイメージが強いカバが勇ましく走り回る様子などが大きな話題になりました。

　このほど注目を集めたのは、後ろ足で二足歩行するヤマアラシの「リコ」です。ヤマアラシは4本の足で歩き、背中からおしりにかけてある鋭い無数の針毛（トゲ）で身を守るのが特徴。草食動物ですが気性が荒く、後ろ向きで突進して攻撃することもあるといいます。

　しかし、話題を呼んだ動画に映るリコは、そんなイメージとは真逆。後ろ足で立ち上がり、トゲは下を向いています。そして、何かを追いかけているのか、少し上を見た状態でよたよたとカメラの前を横切りました。足の裏全体を地面につけて、ゆっくりと頼りなさげに歩く姿は、まるで人間の赤ちゃんのようです。

　同園は「このヤマアラシのリコの動画は、あなたの一日の最高の思い出になるでしょう」とコメントを添えています。そう感じた人が多かったようで、投稿には1.4万件近い“いいね”が集まりました。

　さらに、コメント欄には「後ろ足で歩けるなんて知らなかった！」「素晴らしいです」「リコはとてもハンサムでスマート」「リコが大好き」などのコメントも寄せられています。

（Hint-Pot編集部）