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どうぶつ

「なんだか似てきたな~」 元保護犬とウサギがお散歩へ 同じ顔でまったりする姿にほっこり

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

散歩中、寄り添って休憩するいぬとウサギ【写真提供:現在は過保護犬クーの日常(@coo_nana03)さん】
散歩中、寄り添って休憩するいぬとウサギ【写真提供:現在は過保護犬クーの日常(@coo_nana03)さん】

 ひとつ屋根の下で暮らしていると、顔が似てくるといわれることがありますよね。それは動物でも同じようです。今回ご紹介するのは、目を細めた表情がそっくりないぬとウサギ。X(ツイッター)で3000件に迫る“いいね”を集めた投稿について、飼い主さんに詳しい話を伺いました。

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散歩中にそろってひと休み 目を細めた表情がそっくりないぬとウサギ

「なんだか似てきたな~」

 そんなひと言とともに投稿された写真には、芝生の上で目を細めるいぬとウサギが写っています。仲良く日向ぼっこする2匹は、とても気持ち良さそう。茶系の被毛が相まって、まるで本当のきょうだいのようにそっくりです。

 この写真がXで公開されると3000件に迫る“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「おんなじ顔ですね」「仲良しこよし相性バッチリ」「もはやきょうだい」「うさんぽ」などの声が上がり、たくさんの人を笑顔にしたようです。

血のつながった姉妹のように仲の良いクーちゃんとボウちゃん

後ろを返る姿もそっくりな(左から)クーちゃんととボウちゃん【写真提供:現在は過保護犬クーの日常(@coo_nana03)さん】
後ろを返る姿もそっくりな(左から)クーちゃんととボウちゃん【写真提供:現在は過保護犬クーの日常(@coo_nana03)さん】

 飼い主さんのおうちには、種族の異なる“きょうだい”が暮らしています。元保護犬の女の子で4歳のミックス犬「クー」ちゃんと、ウサギの女の子「ボウ」ちゃんです。飼い主さんによると、ボウちゃんの振る舞いは子いぬ時代のクーちゃんによく似ており、2匹は本当の姉妹のように仲良しなのだとか。

 飼い主さんがクーちゃんと出会ったのは、宇都宮動物園(栃木県宇都宮市)でした。同園へ遊びに行ったとき、急な雨に降られ、雨宿りをしようと立ち寄った先にクーちゃんの姿が。クーちゃんは、同園の前に捨てられていた20匹の子いぬのうち、最後に残された1匹だったそうです。

 また、ボウちゃんも同じく保護されて飼い主さんのおうちに迎えられました。推定年齢は1歳前後。イノシシの子どもに対する呼称「ウリ坊」が由来になっており、木の棒のような見た目と、よくぼんやりしていることから名づけられました。

 話題の写真が撮影された日、クーちゃんとボウちゃんは、初めて一緒に散歩へ出かけました。それまでにも個別に外出したことはありましたが、そろって出かけたことはなかったそうです。ボウちゃんは30分程度、クーちゃんは1時間程度、それぞれ散歩を楽しみました。途中、ボウちゃんが飼い主さんに抱っこしてもらう場面もあったそうです。

「ウサギについては、一日に何回かケージから出て、自由に過ごせる時間を設けています。いつもケージから出ると、クーの元へ直行。寝ているクーの顔をツンツンしたり、シッポをかじったりしてちょっかいを出しています」

 飼い主さんは、動物園でクーちゃんを保護した当時、一緒にいた19匹の“きょうだい”の行方を探しています。近い将来、クーちゃんとボウちゃんそろって、クーちゃんの“きょうだい”と再会できるといいですね。

○取材協力:現在は過保護犬クーの日常(@coo_nana03)さん

(Hint-Pot編集部)