どうぶつ
撮影されていることに気づいた元保護ねこ まさかのリアクションに「完璧すぎる」の声
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爪とぎボウルの中で仰向けになって、両前足でエビの“蹴りぐるみ”を持ち上げるねこ。しばらくすると、飼い主さんがカメラを向けていることに気づき、そのまま固まってしまいました。次の瞬間、両前足から“蹴りぐるみ”が落下。わかりやすい反応を見せるねこを収めた動画がX(ツイッター)で公開されると、約7000件の“いいね”が。多くの人をほっこりさせた投稿について、飼い主さんに詳しい話を伺いました。
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「え? 撮影中?」 カメラに気づいてフリーズするねこ
「撮られていることに気づいたときのリアクションが最高すぎて……」。
そんなコメントが添えられた15秒の動画には、“へそ天”になって四つ足を大胆に広げたねこが映っています。
最初は、キャットタワーのハウスに頭を突っ込み、両前足でエビの“蹴りぐるみ”を持ち上げながら遊んでいました。しかし、飼い主さんが自分を撮影していることに気づくと、ねこはそのままの体勢で一時停止。その2秒後、“蹴りぐるみ”をポトリと落としてしまいました。
この動画をXで公開すると、7000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「完璧すぎる」「そんなリアクションどこで覚えたの?」「エビのタイミング最高 主演女優賞受賞ですニャン」「根っからの芸人魂に拍手~」「めちゃくちゃかわいい」など、たくさんの声が寄せられています。
撮影をされるのが苦手なつぶちゃん 「撮影されることに対して、とても敏感」
今回の主役は、2歳7か月の元保護ねこ「つぶ」ちゃん。茶トラねこは遺伝子の影響で男の子が多いといわれていますが、つぶちゃんは女の子です。さらに、白い毛が少なく、茶色の被毛に茶色の縞模様がある「まるどら」と呼ばれる希少なねこなのだとか。
話題になったのは、2023年2月に、飼い主さんがハッシュタグ「#二度と撮れない画像を貼れ」を添えてXで公開した動画の再投稿です。
このとき、飼い主さんはつぶちゃんと一緒に遊んでいる途中でその場を離れたそう。しばらくして戻ると、つぶちゃんが“ひとり遊び”していることに気づき、カメラを回しました。
すると、つぶちゃんはエビの“蹴りぐるみ”から顔をそらし、撮影している飼い主さんと目が合うとフリーズしてしまったそうです。
「撮影されることに対して、とても敏感です。遊んでいるところを撮ろうとするとすぐに気づいて止めてしまったり、固まってしまったりすることがよくあります」
その後は、飼い主さんと一緒に遊んだり、エビの“蹴りぐるみ”で遊んだりしながら、10分ほど楽しく過ごしたつぶちゃん。遊び疲れたのか、その場で丸くなって眠ってしまったそうです。
そして、この動画から10か月が経った現在、つぶちゃんとエビの“蹴りぐるみ”の関係にちょっとした変化があったのだとか。
「以前はこの“蹴りぐるみ”でよく遊んでいましたが、最近はごくたまに遊ぶくらいです」
大きくなるにつれて日々、新しい発見の連続です。つぶちゃんが興味を持つことも、どんどん変わっていくのかもしれませんね。
○取材協力:つぶ(@tsubu_0401)さん
(Hint-Pot編集部)