Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

14歳の長男が7年前に綴った言葉 母へのラブレターに感動の嵐 「ヤバイ、泣く」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

収納の整理中に発見した息子からの手紙。あふれんばかりの母への愛にほっこり【写真提供:ティー(@bny_xy)さん】
収納の整理中に発見した息子からの手紙。あふれんばかりの母への愛にほっこり【写真提供:ティー(@bny_xy)さん】

 親にとって、子どもの成長はうれしいものです。ただ、子どもは大人へ向かうにつれ、ときには親に反発することも。そんなとき、子どもがまだ幼い頃に書いてくれた手紙を見たら、親は思わず涙してしまうかもしれません。X(ツイッター)では、部屋の整理をしていた際に出てきたという、息子からの手紙に思いを馳せる母親の投稿に注目が集まっています。投稿者のティー(@bny_xy)さんに、詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

反抗期真っ只中の長男から向けられた言葉に胸を痛めた母 7年前にもらった手紙に涙

 仕事と子育てを両立させ、充実した日々を送っているティーさん。ある朝、14歳の長男のために朝食を作りました。しかし、起きたばかりでお腹がすいていなかったためか、長男は「腹減ってねーのになんでごはん食べる必要あるんか、強制すんな」と反発。

 子どもの健康や幸せを願っていても、なかなか伝わらないこともあります。ティーさんの長男は、反抗期真っ只中。本当は作ってくれた朝食に感謝していたのに、ついそんな言葉が出てしまったのかもしれません。

 ティーさんは気持ちを切り替えるように、前日から取りかかっていた収納の大整理を行いました。すると、長男が7年前に書いてくれた、ティーさん宛ての手紙を発見。そこには、ティーさんへのまっすぐな思いと感謝が綴られていました。

「おかあさんへ
おかあさん、いつもあそんでくれてありがとう。
いつもだいすきだよ。またいっしょにあそぼおね。
またおでかけにつれていってね。
めっちゃだいすきだからね。いつもしんじてるよ。
いつもあそんでくれてほんとにほんとにありがとう」

 鉛筆で一生懸命書いたティーさんへのラブレター。手紙の最後には、たくさんのハートマークも添えられています。また、裏には素敵なイラストも。何度も「ありがとう」と「だいすき」と繰り返し綴る長男の姿を想像すると、涙腺が崩壊してしまいそうです。

 ティーさんは「反抗期長男から昔もらった手紙を見つけて泣く たぶん小1……7年間でこんなにと呆然とする」とのコメントを添えて、長男の手紙を写した写真をXに投稿。すると、4000件を超える“いいね”が集まりました。

 リプライ(返信)には、「ヤバイ、泣く そして、こんな反抗期がくることに震える」「かわいい時代のかけらを集めておいて、反抗期の癒やしの準備をしておこうと思ったよ」「ハートの嵐 かわいすぎ」「わかります。これは大号泣です」「うちも反抗期真っ只中ですが、わたしは甘えられる存在なんだ……と思うようにしています でも……傷ついちゃいますよね~~」といった声が寄せられています。

長男からの手紙に「反抗期終わりがくると信じてるよ!」

 子どもからもらった手紙やプレゼント、学校の授業などで描いた作品は大事に保管しているというティーさん。手紙を見つけたときの気持ちや息子さんについて、お話を伺いました。

Q. 息子さんからの手紙を見つけたときのお気持ちは?

「最近の長男と同一人物からもらった手紙とはとても思えなくて、涙が出てきました。重ねてくる『ありがとう』『だいすき』にキュンキュンして『いつもしんじてるよ』の言葉は私も夫も使わないので、どこで覚えてきたのか、すごい“パワーワード”だな……と感嘆した当時のことも思い出しました。こちらこそ、『反抗期終わりがくると信じてるよ!』とも思いました。手紙の裏の絵を見ると、今では口を開けば言い合いになることが多い長男と私が楽しそうに笑っていて、星とハートで好きもあふれていて、号泣してしまいました」

Q. 収納の整理中、ほかに見つけたものは?

「ほかにも、私の誕生日にくれた手紙とプレゼント(絵、折り紙の花)が収納から出てきて『お誕生日おめでとう、プレゼントです』と書かれていました。写真の手紙はなんでもない日常の手紙だと思いますが、こんなにキュンキュンするしっかりとした手紙はほかにはなかったですね」

Q. 見つけた手紙を息子さんやご家族に見せましたか?

「写真立てに入れて、さりげなく長男にも見えるところに飾ろうかとも考えたのですが、そこで反抗的な言葉を使われて、せっかくの“かわいい”が薄れてしまっても嫌なので(笑)。今は写真立てに入れて、私だけ見られるように置いています。理不尽な文句を言われたときに見て、耐えようと思っています(笑)」

 多くの人の涙を誘い、感動を呼んだ息子さんの手紙。ティーさんは反響に驚きながらも、「今ちょうど、かわいい手紙をもらったり、『ママだいすき』とくっついてきたりする時期のお子さんがいる方から、『もっと遊んであげよう』『もっと優しくしよう』『今だけと心が軽くなった』といった、思ってもいなかった反応に温かい気持ちになり、投稿して良かったと思いました」と結んでいます。

(Hint-Pot編集部)