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「祝い箸」のマナー違反と処分の仕方 ハンズがポイントを指摘「箸先を汚さずに食事を」
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おせち料理などで目にする「祝い箸」。その場にあるだけで、テーブルが華やかになりますが、実際にはどのように使えばいいのでしょうか。使うときのマナーや処分するときに注意するべきことなどを、ハンズの公式インスタグラムアカウント(handsinc.official)が写真付きで詳しく解説しています。
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処分するときは「しめ縄や門松などと一緒にお焚き上げ」
寿とかかれた華やかな「祝い箸」。お正月のおせち料理などの「お祝い膳」の時に使うアイテムです。ただし、その使い方や注意点を知っている人は、あまり多くないかもしれません。ハンズの公式インスタグラムがいくつかのポイントを紹介しています。
まず、一つ目は「形状が特徴的」という点です。祝い箸は両端が細くなっていますが、その理由については「これは片方を自分が使い、もう片方を神様に使っていただきお食事をともにするという意味合いがあるそう。とくにおせち料理は元来新年のお供物であり、ともにいただくことでご利益があるといわれている」と解説しています。
では、どのように持てばいいのでしょうか。通常の箸であれば、やや上のあたりを持つ人が多いですが、祝い箸は「箸の中央部分を持ち、箸先から3センチ(一寸)の部分を使い、箸先を汚さずに食事をする。また、お箸をひっくり返して取り箸として使うのはマナー違反なので注意」と指摘しています。
使い終わったあとの処分の仕方にも、注意が必要なようです。「一般ゴミとして捨てるのではなく、1月15日頃の小正月に神社へ持っていき、しめ縄や門松などと一緒にお焚き上げしてもらうのがいいとされる」とのこと。
祝箸を使用する機会が多いお正月。使い方をマスターしておけば、親戚の集まりだけでなく、会社の新年会などでも祝箸でごちそうを楽しむことができそうですね。
(Hint-Pot編集部)