散歩中、木に近寄る1匹のペキニーズ。今にもくっつきそうなほど顔を近づけ、クンクンと匂いを嗅ぐ姿がかわいいと、X（ツイッター）上で3.5万人を釘づけにしています。当時の状況について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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木と対峙する小型犬　くっつくすれすれの近距離で向き合う姿に爆笑

「今日も今日とて近い」

　そんなひと言が添えられた写真には、木の幹に顔を近づける1匹のペキニーズが写っています。どうやら匂いを嗅いでいるようですが、木と顔の間には指一本が入る隙間もなく、今にもキスしてしまいそう！　当のペキニーズは、そんなことはおかまいなしとばかりに、真剣な表情を浮かべて佇んでいます。

　この写真がXで公開されると、あっという間に3.5万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「ゼロ距離」「この距離感……かわいい」「近いけどついてはない、絶妙な距離……！」など、驚きの声が多く上がっています。

隅っこで寝ていたてんてんくんにひとめ惚れ

　話題のいぬ「てんてん」くんは、2歳のペキニーズ。12月27日で3歳になります。飼い主さんによると、てんてんくんの性格は「マイペース＆マイワールド」。自分の意志をしっかり持って行動する、理知的なところが魅力の男の子です。

「元気はつらつの“ザ・いぬ”という感じではなく、自分の世界観をはっきり持っていて、やりたいことをやりたいときにやるねこのような性格の子です。もちろん、いぬっぽく『遊ぼう！』と誘ったり、元気に走り回ったりすることもあります」

　てんてんくんと飼い主さんが出会ったのは、飼い主さんの実家で暮らしていたパグが15歳で亡くなってしまったことがきっかけでした。「またいつか、自然にお迎えしたいと思える日が来たらそうしよう」と思っていたそうです。

　そんなある日、飼い主さんは出先で偶然、お店の隅っこで眠っているてんてんくんに目が留まりました。どうしても気になった飼い主さんは、抱っこさせてもらった瞬間に「お迎えする！」と心が決まったといいます。

　素敵なお名前は、飼い主さんが気にかけていた保護ねこのお名前の一部から拝借したそう。残念ながら、その保護ねこは虹の橋を渡ったそうですが、ほどなくしててんてんくんと出会ったことも名づけのきっかけになりました。