機内マナーの悪い客の隣席になると思わずテンションが下がってしまいますね。飛行機の旅を台無しにされたみりんちゃん（@nyamirinchan）もその1人です。片側3席の真ん中の席に座ったところ、両隣の男性乗客がいずれも足を組んで自身の方に靴底を向けています。みりんちゃんは“悲報”ともいえるこの状況を写真に収めて「人権なさすぎる」とX（ツイッター）に投稿しました。すると、ユーザーからはたちまち10万件の“いいね”が集まるなど、乗車マナーを改めて問い直す投稿となっています。

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マナーの悪い着席　対抗策として「出てる足蹴りましょう！」の声も

　現在フリーランスのみりんちゃん。前職は中国の大企業やメガベンチャーで働いていたといいます。主にPRとコンテンツ作りで年間100泊&飛行機マイレージ修行するほどの旅好きで、最近はコスメ爆買いと美容医療で頻繁に韓国を往来しているようです。

　そんなアクティブなみりんちゃんが今回のフライトで割り当てられた席は進行方向左側3列席のど真ん中にあたるB席。左右の男性乗客から靴底を向けられ、ひざ回りのスペースが極端に狭くなっています。しかも、ひじ掛けも占領されているためいかにも落ち着かない様子です。

　みりんちゃんは「笑うしかないんだけど両サイドのおぢが組んだ足は私の方向いてるし、肘掛けどっちも取られて肩身狭いし」と苦況を報告し「今日の席あまりにも人権なさすぎる」と嘆くことしきり。確かに投稿された写真を見ると、みりんちゃんのひざ掛けに靴底が触れてしまいそうなほど至近距離で、服に触れたら清潔を保てるか不安になります。

　飛行機の座席には3列席、4列席などがありますが、自分の座席が3列席の真ん中、あるいは4列席の中央2席になるとかなり気を遣います。特にトイレに行く際には「すいません」と通路側の席の乗客に声がけが必要となりますし、その乗客が寝ている場合は通路側に出ることすら苦労します。

　投稿を見たXユーザーからは「コレはちょっと」「しんどすぎますね」「両隣共にデリカシーないですね」「すごくストレス」「おじさん無意識にこういうことするからヤダ」「これは理不尽」「本当にやめて欲しい」と同情する声のほか、対抗策として「出てる足蹴りましょう！」「わざと足を当たった感じにしたら、おじ足引っ込める可能性あり」「いったん席を立ってCAか車掌に状況を説明しましょう」などの提案も相次いでいます。

　さらに航空会社に対し前もって「機内アナウンスで注意喚起してほしい」との要望もありました。大空を滑走する飛行機の旅はワクワクしますが、それも乗客全員がマナーを守ってこそ。快適な空の旅のためにも大切なことではないでしょうか。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）