どうぶつ
38キロの秋田犬 足をピンと伸ばして“まだ帰りたくないアピール” 動じない姿にほっこり
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いつもと違った散歩コースに興奮する秋田犬。楽しい時間を過ごしておうちに帰ろうとした瞬間、その場に寝転んで動かなくなってしまいました。寝そべって抵抗する姿にたくさんの“いいね”が。X(ツイッター)上で話題になった写真について、飼い主のジャーキー屋Mummy(マミー)(@alcoholicsakura)さんに詳しいお話を伺いました。
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まったく動かない秋田犬 口をへの字に結んで抗議
「また帰りたくない秋田犬」
そんなコメントが添えられた投稿には、道路上で寝そべる秋田犬が写っています。飼い主さんが上半身を抱えて起こそうとするものの、四つ足をぐーんと伸ばして拒否。ふてくされたような表情からは「絶対に帰らない」という強い意志を感じます。
この写真がX(ツイッター)で公開されると、約4000件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「お散歩楽しいから帰りたくない~??w」など、さまざまな声が寄せられています。
気になるこのあとの展開は?
“帰宅拒否”したのは、秋田犬の「雷(らい)」くん。7歳の男の子です。かっこいいお名前は、首筋に雷のような模様があることから付けられました。
話題の写真が撮影された日、雷くんは初めて飼い主さんの職場から散歩に出かけました。いつもとは異なる散歩コースを満喫していましたが、帰り道に突然、その場に倒れ込み動かなくなってしまいました。
「新しいコースがよほど楽しかったのか、興奮して歩き疲れたのだと思います。5分ほど経ったあと、夫が抱え上げました」
雷くんの体重は、現在38キロ。“お父さん”は、雷くんがおうちに帰るのを拒否して寝そべるたびに、こうして起こしているそうです。
「しょっちゅうするので、困っています(笑)。前回、“帰りたくない秋田犬”の写真を投稿したときは8.7万件の“いいね”をいただきました」
小さな子どものように駄々をこねる雷くんは、飼い主さん夫婦のことを本当の“お父さん”、“お母さん”と思っているに違いありません。そんな優しい飼い主さんは、高知県で完全無添加の手作りペット用ジャーキーを販売する「Mummy(マミー)」を運営中。売り上げの一部は、いぬやねこの保護活動をするNPO団体に寄付されています。
(Hint-Pot編集部)