仕事・人生
「なぜか高級なお菓子よりも喜ばれる(笑)」 山田邦子さん流 手作りの差し入れ
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手軽にできて喜ばれる 山田さん流の簡単な一品
幅広い交友関係を持つだけに、家に人が来ることも多いそうです。重箱に料理を詰めるのが好きな山田さんは、おせち料理も「もちろん作る」とのこと。そのほか訪れる人たちをもてなすために、用意しておくものがあるといいます。
「人がけっこう来る家だから、だしは引いておきますね。するとお雑煮もだけど、茶碗蒸しなんてすぐできる。鶏肉やシイタケ、銀杏、ミツバなんて入っていたら高級だけど、プレーンでもいいのよ。かまぼこのひとつも入っていたら十分だし、すごく喜ばれる。
茶碗蒸しとか、グラタンって、そんなに手間をかけずにできるけど、なんか豪華な感じになるっていうか、『わぁ~』ってうれしがられる、いいメニューですよね。今は簡単に作れるレシピが、たくさん調べられるでしょう? そういうので覚えておけば、いいと思います」
そのほかにもサッとできて、お気に入りの一品があるのだとか。
「ピーマンが安いときは2袋くらい買って、ヘタや種を取らずに丸のままプスッて握ってから、ゆでてカツオ節としょうゆをかけるだけで、素朴なおひたしになるの。
前は一生懸命、ヘタと種を取り除いていたんだけど、コウケンテツ先生が『ピーマンはプスッって握るだけでいい』ってテレビで言っていて、そうなの!? って(笑)。しかも直後に、偶然ピーマン農家さんに話を聞く仕事があって、農家さんにも聞いたら『うちもそうしてる』とお墨付きいただきました(笑)」
そんな簡単レシピを披露してくれた山田さんには、常備をおすすめする食材があるといいます。
「私が、餃子が好きというのもあるけど、餃子やシュウマイの皮は便利なので、買っておくべきですね。チーズを挟んで焼いてもいい。ただ広げて焼いて、かまぼことか、あるものや好きなものをのせれば、ちょっと変わったピンチョスみたいに楽しく食べられます。まあ、クラッカー代わりみたいなものよね。
面倒だったらゆでて、みそ汁なんかに入れて、ほうとうみたいにして食べるのもおいしい。本当に優秀だと思いますよ。おせちに飽きたらとか、ちょっと何か……って思うときは、そういう素朴なもの食べたくなるので、餃子の皮、おすすめです」
(Hint-Pot編集部・鍬田 美穂)