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「諦めずにトライしてみよう!!」 うっかりで起きる衣類の色移り 落とし方をハンズが紹介
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分けて洗濯することが多い、柄物や濃い色の衣類。しかし、うっかり混ざったまま洗い、色移りしてしまった経験を持つ人は少なくないでしょう。お気に入りの白いシャツなどが台無しになったら、立ち直れないくらいショックです。そんなとき「諦めずにトライしてみよう!!」と、ハンズの公式インスタグラムアカウント(handsinc.official)が衣類の色移りの落とし方を紹介しています。
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色移りが起きる原因と対処の基本
気温の低下とともに、濃い色のワードローブが増えがちなこの時期、洗濯物の色移りはとくに注意が必要になりそうです。うっかり色移りしてしまった際、どうにか落とそうと焦って、そのままもう一度洗濯機を回してみたり、漂白剤に長時間浸け込んでみたりしてはいませんか?
間違った対処をすると、色移りが落ちないだけでなく、生地を傷めてしまう可能性もあります。そんな“しょんぼり”する色移りが起きたとき、どうすれば落とせるのかハンズが紹介しています。
まず、色移りが起きる原因は、「繊維そのものが染料を定着させにくい素材」「染色方法が染料を定着させにくい手法」「染料の質が良くない」「染料の色が濃い」といったことが考えられるのだとか。
そうした衣類は、水に濡れたり、摩擦が起きたりするとほかの布類に色移りし、乾くと染料の定着度が高まってしまうことも。そのため、ハンズは「気づいたら洗濯物が濡れているうちに正しく対処しましょう!!」と呼びかけています。
色移りした衣類 基本の落とし方
投稿では「衣類の色移りは落とし方が肝心! コツをつかめば簡単」とのこと。実際の対処法を見てみましょう。
○基本の落とし方「中性洗剤・弱アルカリ性洗剤」
1. 50度以上のお湯を使う
2. 通常使用の2~3倍の洗剤を使う
3. 洗剤でつけ置きをしてから洗濯機で洗う
ポイントは「布類の染料は50度以上になると溶けやすくなる」とのことで、お湯の温度と洗剤の量が大事だそう。ただし、機種によっては50度以上のお湯に対応していない洗濯機もあるため、あらかじめ確認が必要です。
時間が経った色移りには「酸素系漂白剤」
色移りは早めに対処するのがベストですが、現在はスマートフォン連携の洗濯機や予約機能の充実で、発見が遅れてしまう場合も。また、色移りしてしまったけれど諦め切れない衣類もあるかもしれません。
そうした場合は、時間が経つと色移りが定着してしまうため、「酸素系漂白剤」を試してみましょう。
○時間が経った色移りの落とし方「酸素系漂白剤」
1. バケツに50~60度のお湯を入れる
2. 酸素系漂白剤を適量入れる
3. 約30分つけ置きし、洗濯機で通常通り洗う
つけ置きの際はバスタオルなどでバケツを包み、お湯の温度が下がりにくいようにすると効果的だとアドバイスしています。ただし、「生地を傷める可能性があるため、つけ置きの時間は最大2時間としましょう」との注意点も。そのほか、投稿ではデリケートな衣類の対処法なども紹介されています。
忘年会や年末年始のお休みなど、外出が増える季節。お気に入りの服をしっかりケアして、楽しみたいですね。
(Hint-Pot編集部)