こたつに頭から突っ込み、下半身がはみ出たまま爆睡する柴犬。まさに「頭隠して尻隠さず」を体現したユニークな姿が、X（ツイッター）上で4.1万件もの“いいね”を集めて話題を呼んでいます。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

　◇　◇　◇

上半身だけ入ったままこたつでくつろぐ柴犬

「こたつの素晴らしさを知ってしまったいぬ」

　そんなひと言が添えられ投稿された写真には、頭を含む上半身はこたつの中、下半身は外に出たままの柴犬が写っています。後ろ足がぴーんと伸びており、すっかり脱力しているようです。

　まるでこたつから“生えた”ような写真がXで公開されると、4.1万件もの“いいね”が。　リプライ（返信）には「見事にヘッドスライディングが決まりました」「あらま」「頭隠して尻隠さず」「魅惑なおちり」「もう抜け出せないこたつの沼へようこそ～」「もう戻れませんね」など、多くの声が寄せられています。

クールダウンしながらこたつを堪能するみなとくん

　ユニークな体勢のまま、こたつでくつろいでいたのは2歳の柴犬「みなと」くん。ニコニコの笑顔がかわいい、元気いっぱいのやんちゃな男の子です。

　注目を集めたのは、みなとくんがこたつに上半身だけ潜り込み、ぬくぬくと体を温めている姿を撮影した写真です。頭と上半身はこたつの中に入っていますが、下半身は外に出たまま。もふもふのおしりと柴犬特有のくるんと巻いたふわふわのシッポ、そして投げ出された後ろ足だけが写っています。

「昨年もこたつは出していましたが、こたつの中に入れること、そしてこたつの中が暖かいことに今年初めて気づいたようです。今ではお気に入りの場所になりました」

　みなとくんはこのままの体勢で10分ほど寝ていたそうですが、しばらくすると暑くなったのか、一度こたつから出てきたそう。フローリングに突っ伏してクールダウンすると、再びこたつに入っていったといいます。

「自分で潜り込んだのに、なぜか体を半分だけ入れたまま、ぺちょりとなっていました。自分なりに温度調整しているのか、自分では全部入ったつもりになっているのか、まったく謎です」

　自分なりに体温調節をしながら、こたつを楽しんでいるみなとくん。こたつがあれば、寒い冬も幸せいっぱいに過ごすことができそうですね。

○取材協力：柴犬みなと（@minaminamina_10）さん

（Hint-Pot編集部）