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日本の缶ビールは外国人の口に合う? 有名銘柄4種を飲み比べ 意外な結果とは
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フルーティな甘さが特徴の「オリオン ザ・ドラフト」
最後は、きめ細やかな泡とやわらかな香りが評判の、沖縄のビール「オリオン ザ・ドラフト」です。
ダビデは「フルーティでキャラメルのような甘い風味。ロゴがペプシマークみたいでおもしろい!」、アクセルは「炭酸が弱めで、甘みが強いね。アルコールをあまり感じないなあ」、サウルは「バニラのような甘い香りがする!」と、全員が甘味を感じ、ビールとしては新鮮な風味だったようです。
これまでとは少しテイストの違うビールに悩みながらも、ダビデとサウルが7.5点、アクセルは7点という結果になりました。
日本の缶ビール4本を試飲してもらった結果は…?
それでは、3人の採点結果を振り返ってみましょう。3人ともに最も高い得点をつけたのは「サッポロ プレミアム」でした。ダビデとアクセルが7.5点、サウルは8.5点と採点しています。ちなみに、ダビデは「オリオン ザ・ドラフト」にも同点をつけていました。
ヨーロッパ出身の3人にとって、日本のビールは「アルコール度数が弱めで、口当たりが軽い」というのが共通の感想でした。また、日本ではビールと泡が7:3の割合がいいといわれていると説明して注ぐと、泡の量の多さに驚いていました。
場所が違えば、味わいも飲み方もさまざまですね。ワインのように、ビールをじっくりと味わいながら飲むことはこれまでなかったそうで、貴重な機会だったと楽しんでくれたようです。
(荒木 優里)
荒木 優里(あらき・ゆり)
米ニューヨーク州在住のフリーアナウンサー。慶應義塾大学を卒業後、KSB瀬戸内海放送、テレビ埼玉で局アナとして勤務し、報道番組のキャスターや情報番組の中継リポーターなどを担当。2022年夏に渡米し、現在は初めて体験する海外生活での奮闘ぶりを日々発信中。