家の中で起きた、誰も触っていないはずのカーペットがめくれているという珍事件。家族同士で「誰がめくったのか？」の議論が繰り広げられるなか、ある“人物”が“犯人”として浮上しました。それは愛猫。「そんなわけない」と思う家族を裏切るかのように、ねこはカーペットの角に飛びつき、そのまま勢い良く持ち上げてひっくり返そうとしていました。果敢に挑む姿が、X（ツイッター）で話題に。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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“犯行現場”を押さえられたねこ

「～数日前
母『何でカーペットめくってるん？』
飼い主『めくってへんし』
母『めくれてるやん』
飼い主『お母さん違うんやったらねこやろ』
母『ねこができるわけないやん笑』
飼い主『……』

～今日
飼い主『やっぱねこやん！』」

　そんなユニークなやりとりとともに公開された投稿には、角がめくれたカーペットの写真と、ねこがカーペットをめくろうとしている様子を収めた動画が添えられています。

　ねこはカーペットの角に噛みついて持ち上げると、そのまま反対側に引っ張ってひっくり返そうとします。ところが、その反動ですぐに元通りになってしまいました。一度はリベンジするものの、カメラを向ける飼い主さんに気づくとバツの悪そうな顔を見せ、“犯行”を思いとどまるのでした。

　この様子がXで公開されると、1.6万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「えっ！　強い!!笑」「天才」「かわいい!!!　すごいパワー！」「カーペットめくるの楽しくて仕方ないのね　跳ねている　かわいい」など、驚く声が。

　また、ねこと暮らす人からは「にゃんこはやりますよね～」「うちの黒にゃんもカーペットめくりします（笑）。何か下にあると思っているのかな　ねこちゃん豪快ですね」といった、共感の声も寄せられています。

真相を知ったお母さんの反応は？

　かわいらしい“犯人”の正体は、ミヌエットで2歳の「きなこ」ちゃん。パステル三毛とも呼ばれる、ダイリュートキャリコがキュートな女の子です。

　ある日、ふと部屋を覗いたところ、飼い主さんはカーペットがめくれていることに気づきました。それを元に戻すと、きなこちゃんが走ってきてカーペットの角へ。

「きなこがカーペットの角を噛んでめくり始めたので、“犯人”……もとい“犯にゃん”が確定しました」

　飼い主さんは慌ててその様子を動画に収めましたが、きなこちゃんはカメラを気にする様子もなく、飼い主さんが元に戻したカーペットを再びめくろうと奮闘していたといいます。

「カーペットをめくろうとして、失敗するたびにきなこが私のほうを見るので、とてもおもしろかったです。今でもよくめくれているので、きなこにとってカーペットをめくることがマイブームになっているのかもしれません。撮影した動画を母に見せると、笑っていました」

　かわいらしい“犯行現場”を取り押さえられたきなこちゃん。カーペットの角には、これまで果敢に挑戦してきた跡が残っていたそうです。もしかしたら、カーペットをめくれるくらいにたくましくなったことを、家族にアピールしたかったのかもしれませんね。

○取材協力：きなこ　短足ミヌエット（@123_n0_neko）さん

（Hint-Pot編集部）