2024年の「成人の日」は、1月8日です。お祝いの気持ちを込めて、花をプレゼントしてみるのも良いですね。フラワー＆グリーンコーディネーターののなかりえこさんに、新成人の門出を祝うおすすめの花を伺いました。

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花を購入する場合は当日よりも事前予約を

　成人の日とは、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日。国民の祝日のひとつで、現在は1月の第2月曜日と定められ、多くの市区町村で成人式が行われます。

　そんな一生に一度の新成人としての門出を、華やかな花でお祝いしましょう。当日に手渡しする場合は、間に合わないことがないように事前に花店で予約をしておくとスムーズです。また、成人する本人が髪を結うなどする場合は、生花の髪飾りをプレゼントするのも喜ばれます。着付けやヘアセットを予約している場合は、持ち込めるかを相談してみましょう。

　どんな花を選んだら良いか迷うこともあるかもしれません。渡す相手の好みがわかっている場合は、好きは花や色合いのものを選びましょう。もしわからない場合は、お祝いのシーンなので暖色系がおすすめです。

　花束でもアレンジメントでも良いですが、式場や外出先で直接渡す場合は、持ち帰ることも配慮したサイズ感で選びましょう。自宅に贈る場合は、そのまま飾れるアレンジメントを選ぶと受け取る側も手入れしやすく、長く花を楽しめます。

定番のユリやバラ、春の花で華やかに

　成人の日のお祝いにおすすめの花としては、定番ですが、咲くと豪華なユリや、色が豊富でゴージャスなバラが人気です。

　切り花でコチョウランやシンビジウムなどのランがあれば、和の要素が増し、気品のある花束やアレンジメントになります。ほかの花との合わせ方で、和にも洋にもなるのでおすすめです。もし店頭で見かけたら、ぜひ選択肢のひとつに入れてみてください。

　まだ寒い季節ですが、春の花も出始めています。チューリップやスイートピー、ラナンキュラスなど春を感じる花も入れると、門出を祝うのにぴったりの華やかな雰囲気に。色も豊富なので迷うかもしれませんが、同系色でまとめるか、カラフルにするかなど、軸を決めると選びやすくなるでしょう。

　花束でも、キュッと丸くブーケのようにするか、縦長にするかなどでも印象が変わります。迷ったら、お店のスタッフに聞いて相談したり、お任せにしたりするのも手です。その際は、どんな人に贈るのか、色の好みやイメージなど、何かしら情報を伝えて頼むと良いでしょう。

（Hint-Pot編集部）

のなか りえこ

フラワー＆グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作（装花・装飾・植栽など）を中心に行う。
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