ライフスタイル
寒い季節も華やかに フラワーコーディネーターが選ぶ枝もの3選
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:のなか りえこ
まだまだ寒い日々が続きますが、店頭には春を感じる植物が並ぶ時期です。そこで今回は、たった1本飾るだけで華やかになる枝もの3つを紹介します。基本の下処理のコツを押さえたら、初心者でも扱いやすく、長く楽しめますよ。フラワー&グリーンコーディネーターののなかりえこさんに伺いました。
◇ ◇ ◇
枝もので春を感じよう 長持ちさせるコツ
次第に日が伸びてきましたが、冬は多くの植物にとって休眠期です。休むことで、生育に適さない時期を乗り切ります。そのため、この季節は街中の植物たちもお休み中で、どこか寂しげな印象に。
そこで、花瓶に挿すだけで一気に映える枝ものを楽しんでみてはいかがでしょうか。生花と比べると長持ちしやすく、お世話も簡単。植物の扱いに苦手意識があっても気軽に取り入れやすいですよ。花を扱うショップにも、ひと足早く春を感じられる枝ものが並びます。お気に入りを選んで飾ってみましょう。
枝を長持ちさせるコツは枝先の処理にあります。購入後はまず、ハサミで十字に裂くようにして枝先を割り、水の吸い口を確保するのがポイントです。その後、枝先を水に浸けて水揚げを行います。
水替えの目安は3日に1回ほど、汚れて水が濁る前に行いましょう。枝先がぬるぬるしていたら水で洗います。再び枝先を切り戻して新しい面を作ると、改めて水を吸うことができるので長持ちします。
開花を早めたい場合は、暖かい場所に置くと有効です。しかし、暖房の風はつぼみを乾燥させてしまうので、直接当たらないように注意しましょう。