どうぶつ
後ろ足にハンデがあるねこ お迎え当初の“仁王立ち”姿に感動の声 「なんという威風堂々ぶり」
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子ねこの成長は、あっという間。時折、スマートフォンの写真フォルダを眺めながら、愛猫の成長を振り返っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、お迎え当初の愛猫をとらえた写真。四つ足を踏ん張って、まっすぐ前を向く“イケニャン”な姿が、X(ツイッター)で1.9万人のハートを射抜いています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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子ねこの愛らしい立ち姿に多くの反響
「ちびたろ。ご査収ください」
そんなひと言が添えられた写真に写っているのは、小さな黒白のハチワレねこ。前足でしっかりと地面を踏み締め、後ろ足を大きく開いて立っています。まん丸の瞳で前方を見つめるその姿は、新たな“猫生”への希望に満ちあふれているようにも。
この写真がXで公開されると、1.9万件の“いいね”が。リプライ(返信)には、「めんこい」「踏ん張っている足がかわいい」「天使すぎる……」「こんなに小さいのになんという威風堂々ぶりか」「超絶かわいい」などの声が寄せられています。
後ろ足にハンデを抱えるたろうくん 病を感じさせない元気な姿にキュン
1歳8か月のスコティッシュフォールド「たろう」くんは、寂しがり屋で甘えん坊な男の子です。飼い主さんになでなでしてもらうのが大好きですが、満足すると「もう触らないで!」と、突然スイッチが切り替わるツンデレな一面も。そんな自由気ままなたろうくんに、飼い主さんはメロメロのようです。
飼い主さんがたろうくんと出会ったのは、2022年8月1日のこと。たろうくんをひとめ見て心を奪われ、「この子を幸せにしよう」と決心し、お迎えしました。
たろうくんは、後ろ足に先天性股関節脱臼という病を抱えながらも、飼い主さんに見守られながらすくすくと成長。お迎え当初は体重2キロほどでしたが、現在は4キロに倍増しました。「たろう」という素敵な名前には、「病気に負けず、桃太郎や金太郎のようにたくましく育ってほしい」という願いが込められています。
注目を集めた写真は、生後4か月の頃、たろうくんがおうちにやってきたときに撮影されたものです。大きく開いた後ろ足をかばうように、両前足で地面をしっかり踏み締めて立つたろうくん。新しい環境に戸惑いながらも、興味津々といった様子で何かをじっと見つめる姿からは、力強い生命力を感じます。
飼い主さんは、お迎え当初の投稿で「“エサ”じゃなくて“ごはん”。“飼う”じゃなくて“暮らす”。そんな気持ちで一緒にいます。いてもらっています」と綴っています。種族を超えて結ばれたたろうくんと飼い主さんの絆は、これからさらに強くなっていくことでしょう。
飼い主さんのXアカウントでは、たろうくんの日常を公開中。素敵なショットを紹介する「ご査収ください」シリーズなど、豊かな表情に癒やされること間違いなしです。
○取材協力:たろう(@taro20216)さん
(Hint-Pot編集部)