どうぶつ
亡き骸のそばで鳴いていた元保護ねこがやんちゃに成長 いたずら“現行犯逮捕”の一幕に13万人注目 「良い顔」
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左前足を天高く上げた茶トラねこ。鋭い目つきでカメラを見据えています。このとき、家の中には火災報知機の警報音が鳴り響いていたそう。いたずらができないよう対処していたにもかかわらず起きたという驚きの顛末にX(ツイッター)では13万人が注目しています。話題になった投稿について、投稿主さんに詳しいお話を伺いました。
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“犯行”の瞬間を押さえられたねこ
「火災報知器鳴らし常習犯」
そんなコメントとともに投稿された写真には、前足を高く上げた茶トラねこの姿が。その爪には、白い紐が引っ掛かっています。
ねこは耳を伏せ、鋭い目つきでカメラに視線を送る様子からは、機嫌が良さそうには見えません。どうやら火災報知機にいたずらをしたところ、逃げ遅れて“現行犯逮捕”となってしまったようです。
この決定的な“犯行現場”をとらえた写真がXで公開されると、13万件の“いいね”が集まる大反響になりました。リプライ(返信)には、「これは確信犯」「悪い顔しているなあ、でもちょっと楽しげ」「なかなか良い顔してる」「これはもう目が『やってます』の顔や笑」など、たくさんの声が寄せられています。
7年前の夏、投稿主さんの妹さんに保護された猫郎くん
7歳の「猫郎」くんは、投稿主さんの実家でお母さんと一緒に暮らしている元保護ねこ。猫郎くんと投稿主さん家族が出会ったのは、2016年の夏のことでした。
当時、中学生だった投稿主さんの妹さんが、ある雨の降る日、すでに息絶えたきょうだいねこに寄り添って鳴いていた猫郎くんを発見。そのまま保護し、おうちに連れて帰りました。
「捨てねこではなく、親のいない野良ねこだったようです。我が家は、曽祖母と祖母ともにねこが苦手。両親もねこを迎えることは考えていませでした。ところが、なかなか里親さんが見つからず……。さらに、妹がお迎えすることを強く望んでいたため、一緒に暮らすことになりました」
大きな警報音にも無反応 肝の据わり方が生半可ではない猫郎くん
こうして迎えられた猫郎くんは愛情たっぷりに育てられ、やんちゃなかまってちゃんに成長。しかし、困ったいたずら癖があるそうです。それは、天井に設置された火災報知器の紐を引っ張ってしまうこと。猫郎くんは、隣室に誰かいるときを狙って、“犯行”を試みるようです。
猫郎くんは、紐を引っ張ると投稿主さんや家族が来てくれるのがうれしかったのかもしれません。しかし、火災報知器は住宅火災から猫郎くんや家族を守るための大切な設備です。猫郎くんの“犯行”を見過ごすわけにはいかないと考えた妹さんは、紐を天井に貼り付けたうえで、苦肉の策を講じることにしました。
「3日間、部屋の中にある大きなケージの中で過ごしてもらったそうです。すると、猫郎は火災報知器のことをすっかり忘れてしまったようで、それ以来、いたずらをしなくなりました」
こうして、しばらくの間はやんでいたという、猫郎くんのいたずら。ところが、火災報知機の存在を思い出したのか、紐の貼り付け対策をかいくぐって、昨秋からまた鳴らすようになってしまったのだとか。話題になった写真は、5度目の“犯行”に及んだ直後に撮影されました。
この日、投稿主さんは帰省中の実家でくつろいでいたそう。突然、隣の部屋からけたたましい警報音が聞こえてきました。慌てて駆けつけたところ、当の猫郎くんは警報音に驚くこともなく、ポカーンとしていたのだとか。しばらくすると、投稿主さんの足元にやってきて、ご機嫌をうかがうようにすりすりしてきたそうです。
その後、いたずらができないよう、天井に紐を貼り付けて対策しました。なんとも憎めないキャラクターの猫郎くん。これからも優しい家族に囲まれながら、楽しい毎日を過ごしてほしいですね。
○取材協力:野田(@Nodadadadada00)さん
(Hint-Pot編集部)