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「普段だったらこんな美しい姿は見られないって聞いた」 スロバキア人夫婦が感動した日本の絶景とは
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国土の3分の2が森林で覆われている日本。豊かな自然は、四季折々でさまざまな表情を見せてくれます。冬の雪景色が作り出す絶景スポットへ足を運びたくなるのは、外国人観光客も同じ。日本旅行中のスロバキア人夫妻は、青森県で目を見張る風景と出合うことができたといいます。晴天になること自体が珍しいという土地で見た絶景とは。
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「とても美しい雪山だったわ」 青森県の八甲田を訪れた夫妻
日本に4年間住んでいたことがあるという、スロバキア人のアンドレイさん。今回が初めての訪日という妻のバルボラさんを連れ、1週間の日本旅行中です。
ふたりは日本到着後、東京で2泊し、その後青森まで足を伸ばしました。アンドレイさんが、バルボラさんを青森へ連れていきたかった理由とはなんだったのでしょうか。
「日本に住んでいたときに青森へ行ったことがあってね。バルボラに山とスノーモンスター(樹氷)を見せたかったんだ」
1~2月は、八甲田山の樹氷が見頃。青森県観光情報サイト「Amaging AOMORI」によると、樹氷は「八甲田に多数植生するアオモリトドマツに氷と雪がぶつかりながら大きく成長」したものだそう。樹氷が並ぶ幻想的な風景をひとめ見ようという外国人観光客も、増加傾向にあるといいます。
また、7キロもの長い滑走距離を持つ数本のコースがある、スキー場も人気。バルボラさんによると、アンドレイさんもスノーボードを楽しんだのだとか。
「アンドレイはスノーボードもしたのよ。私は妊娠しているからできなかったんだけど、とても美しい雪山だったわ。しかも、ちょうど晴天だったの! 普段だったらこんな美しい姿は見られないって聞いたわ」
まさに奇跡の一枚ともいえる、美しい風景を写真に収めたアンドレイさんとバルボラさん。豊かな自然を誇る、日本の神秘的な姿に大満足したようです。
(Hint-Pot編集部)