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日本の当たり前に「本当に驚きました」 米国人留学生が飲食店でびっくりした意外なものとは
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国によって文化や習慣はさまざま。日本人にとっては当たり前のものが、外国人に大きな驚きを与えることもあります。皇居外苑で出会った米国人留学生は、日本の飲食店でまず渡されたアイテムに、とてもびっくりしたそう。いったい、何に驚いたのでしょうか。
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日米の違いを感じた飲食店へ入った直後の対応
都心にありながら美しい芝生や木々、整えられた花壇など、四季折々の移ろいを感じさせる皇居外苑。そこで出会ったのが、米国人留学生のコナーさんです。
米国の大学生だった頃に日本へ遊びにきて「この国に住んでみたい」と思い、1年ほど前に早稲田大学に留学しました。そんなコナーさんは、飲食店で日米の違いを感じると話します。
「米国では店に入ってオーダーすると、飲み物が入った巨大なコップとペーパーナプキンが出てきます。でも、日本ではオーダーする前に、コップとお手ふきが出てくることが多いですよね。これには本当に驚きました」
海外では水も有料の場合がほとんど。そのため、日本では“お冷”と呼ばれる水やお茶が無料で出てくることに、驚く外国人も少なくありません。
さらに、おしぼりやお手拭きも、外国人には珍しい存在。とくに欧米では、飲食店に布製のナプキンやペーパーナプキンはあっても、おしぼりはないのが一般的です。
日本で、おしぼりの発祥は平安時代までさかのぼるそうですが、客人を招くおもてなしのひとつとして、根づいてきたものだといわれています。
さまざまな文化の違いがあるなかで、コナーさんが“お冷”とお手拭きに驚きを覚えたのは、日本人のおもてなしの文化を強く感じたからかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)