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子どもが自ら隙間に 祖母の作戦に「配慮の形が罠(わな)だよ」ネット「笑うしかない」

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著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

隙間に入り込んで楽しそうにしている息子さんの写真【写真提供:胡谷陽さん】
隙間に入り込んで楽しそうにしている息子さんの写真【写真提供:胡谷陽さん】

 タンスと壁の間に挟まれたままじっとしている男の子。一体何が起きたのでしょうか?「年始に実家に帰ったら部屋のタンスがずらされてて」。こうX(ツイッター)に投稿した胡谷陽(@ebisdani)さんの写真には29万件の“いいね”が寄せられるなど大反響となっています。実はこれ、実家に帰省したお子さんが走り回らないようにするための“大人の知恵”だそうです。胡谷さんに詳細を聞きました。

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部屋の中を走り回る子どもたち 祖母が奇抜な対策

 7歳、5歳、2歳の息子さんがいる胡谷さん。元日に子どもたちを連れて都内の実家に帰省しました。前回も正月だったため1年ぶりとなりました。そこで交わされた胡谷さんと母親の会話が漫才みたいです。

私「なんでわざわざ隙間開けてんの?」
母「え、孫たちが来るって言うから怪我しないようによ」
私「なんで?」
母「だって子どもは放っておくと部屋中走り回るけど、いい隙間があれば勝手にそこにはまっておとなしくなるから」
私「配慮の形が罠(わな)だよ」

「母」の作戦が見事に成功したというわけです。それにしてもなぜ子どもは狭いところに入りたがるのでしょうか?

「子どもが身近にいる人間にとってはよく知られている現象だと思います。ですが、私自身は感覚として分かっていてもそれを利用したことがなく、母の行動は意外なものでした」

 実家での滞在は3時間だったといいますが、延べ2時間くらいは誰かしら入っていたといいます。「子どもたちは楽しそうに順番に入ってはクスクスと笑っていました。母は特にどうともしておらず、当然、という雰囲気でした」

 3人の子どもたちは全員走ることが大好き。足にはアザが絶えません。「配慮の形が罠だよ」と話した理由を聞くと「あらかじめ子どもの好奇心をくすぐる場所を用意しておいて誘い込み、その間に大人は目的を果たすという構図が、うまい仕掛けだなと思ったからです。引用リポストやリプライで孔明の罠(こうめいのわな)とコメントしている方もいました」とのこと。

 「孔明の罠」とは中国・三国時代の軍師である諸葛亮孔明が張り巡らした巧妙な罠のことで、行動を先読みして仕掛けた優れたトラップという意味でも使われています。

 3世代がそれぞれのスタイルで楽しんだお正月。家族だんらんのほほえましい光景が目に浮かびます。投稿には「子どもも楽しく、大人も安心でいいですね!」「狙い通りにはまってて笑うしかない」「確かに押入れの奥とか子ども時代大好きだったな」「おばあちゃんの知恵袋に追加しときます!」などの声が多数寄せられています。

 胡谷さんは「うちの子もはまる、自分もはまっていたなど、寄せられた共感にうれしくなりました。また『実行しよう』というコメントも見られましたが、地震、けがなど安全対策を取っていただけたらと思います」と親として配慮すべき点も付け加えました。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)