ねこには、触れられると気持ちいいと感じるポイントがいくつかあり、しっぽの付け根あたりもそのひとつ。X（ツイッター）では、ソファの背もたれに座り、 飼い主さんに“おしりトントン”されるねこの動画が注目を集めています。気持ち良さそうに体をくねらせる姿に、ほっこりする人が続出。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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“おしりトントン”されてうっとりするねこ

「高速ケツドラムしたら気持ち良すぎてくねくねしちゃうねこ」

　そんなコメントが添えられた動画には、真っ白でもふもふした被毛がかわいらしいねこの姿が。ソファの背もたれに座り、飼い主さんにシッポの付け根あたりをトントンされています。

　リズミカルに“おしりトントン”されるねこは、気持ち良さそうに体をくねくね。今にも「たまらんにゃ～」と声を上げそうです。

　動画がXで公開されると、2万件の“いいね”が殺到。リプライ（返信）には「めっちゃいい音」「かわいすぎます…… クネクネ」「ふわふわ」「かわいいかわいいかわいい」など、悶絶する声が寄せられています。

同居ねこは優しい“おしりトントン”が好き

　多くの人を夢中にしたのは、マンチカンの女の子で4歳の「雪之丞（ゆきのじょう）」ちゃん。ソマリの男の子で、2歳4か月の「雨（あめ）」くんと一緒に暮らしています。

　雪之丞ちゃんは、ソファの背もたれの上が大好き。ここでくつろいでいるとき、飼い主さんに“おしりトントン”してもらうのが日課になっています。話題の動画が撮影された日も、飼い主さんに“おしりトントン”された雪之丞ちゃんは、「待っていました」とばかりに、体をくねくねし始めました。

「強めにトントンしてあげると気持ちが良いようで、動画のように体をくねらせます。トントンしている最中、何度か体の向きを変更していました。この日は、後ろから前に向きを変えて、顔をすりすりしてきました」

　ねこのシッポの付け根周りは、たくさんの神経が集まっていて敏感な場所。トントンされると気持ち良くなり、喜ぶといわれていますが、ねこによって反応はさまざま。飼い主さんも、雪之丞ちゃんが“おしりトントン”を喜んでくれるかどうか初めはわからなかったそうです。

「あんまり好きじゃないのかなと思っていたのですが、強めにトントンしてみたら体をくねくねさせていました。ケツドラムは好きなようです」

　ちなみに、雪之丞ちゃんが“おしりトントン”されている間、雨くんは遠くからその様子を見守っていたそうです。

「雨も“おしりトントン”されるのは大好きで、シャチホコのようになります。ただし、強めのケツドラムは苦手。優しくポンポンしています」

　雪之丞ちゃんと雨くんにとって、大好きな飼い主さんに“おしりトントン”される時間は至福。たくさんの愛情を注がれながら過ごす2匹の日常は、YouTubeチャンネル「ふわふわにゃんこの雨と雪」で見ることができますよ。

○取材協力：雨と雪之丞（@5711Nakasin）さん

（Hint-Pot編集部）