“ねこの下僕”を自称する飼い主さんにとって、ねこに振り回されることは幸せの極み。X（ツイッター）では、飼い主さんに用事があるときとないときで、まったく態度が異なるねこのリアクションが話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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用事の有無で態度が一変するわかりやすいねこ

「1.飼い主に用があるとき　2.飼い主が用済みのとき」

　そんなコメントに添えられた2枚の写真には、爪とぎボウルに座るねこが写っています。1枚目は、何かを訴えるように、潤んだ瞳でじっと見つめる姿。2枚目には、飼い主さんにもふもふの背中を向けた様子が写っています。用があるときとないときで、大きな違いがあるようです。

　この写真がXで公開されると、3.4万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「切ない……」「うちにもいたわ……」「わかりやすいw」「素直でよろしい」「一目瞭然にゃー」など共感の声が寄せられています。

積極的なコマチちゃんと内向的なミチコちゃん　“ふたり”のおねだりスタイルとは？

　Xで話題になったのは、ヒマラヤンの女の子で、3歳の「コマチ」ちゃんです。2枚の写真のうち、1枚目はコマチちゃんが飼い主さんに「おやつちょうだい！」とおねだりしている様子を撮影したもの。爪とぎボウルの中にちょこんと座り、飼い主さんをまっすぐ見つめながら猛アピールしています。

　ところが、おやつをもらった途端、満足したコマチちゃんは飼い主さんに背を向けて丸くなってしまいました。

「いつも満腹になると背を向けられます（涙）。コマチちゃんは、とても素直なタイプです。おなかが空いているときや遊びたいときは、大きな声で鳴いたり、足元に絡みついたり、手でトントンしてきたり、全力でアピールしてきます。でも、1歳の息子に引っ張られても、絶対に怒らない温厚な一面もある子です」

　飼い主さんのおうちには、コマチちゃんのほかに、三毛ねこの女の子で6歳の「ミチコ」ちゃんがいます。コマチちゃんに比べると、ミチコちゃんは控えめなタイプなのだとか。

「用があるときも瞬きをしたり、小声で鳴いたり、とても物静か。満足するとそっと立ち去ります」

　異なる性格の2匹。これからも、それぞれのアピール方法でかわいらしい姿をたくさん見せてほしいですね。

○取材協力：ねぎまる（@mhichicoma2509）さん

（Hint-Pot編集部）