パートナーとの結婚は人生の中でも大きなイベントと言えます。入籍してから結婚式など予定がいくつか控える中、“新婚旅行”も欠かせません。国内で少しリッチなひとときを過ごしたり、海外で新たな経験を求めたりとその形式はさまざま。その大事な瞬間を、ここ日本で過ごすことにしたドイツ人カップルに、日本での経験について話を聞きました。

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ドイツ・フランクフルト近郊に在住する夫婦

　ドイツ・フランクフルト近郊に在住するユリアンさんとテージョさん夫婦。新婚旅行のために日本を訪れたそうで、約3週間滞在する予定とのこと。「昨日の午後、羽田空港に到着したばかりなの。すでに日本を楽しんでいるわ」とテージョさんはうれしそうに話しました。

　日本に来て最初に驚いたのはやはり料理。「日本の食事は素晴らしいですね。昨日はうどんを食べて、今日はラーメンを食べました。知らない料理も含めて、試せることはすべて試してみたいです」。和食だけでなく、洋食、中華などいろいろな料理を日本人の舌になじみやすいよう、独自に発達させてきた日本。2人ともその日本での食事に興味津々の様子でした。

　ラーメンの味はしょうゆ、みそ、豚骨などさまざまですが、2人が味わったのは意外な味でした。「普段はみそ味が好きなのですが、今日はゴマ味のラーメンを食べました。そんなにポピュラーではないと思いますが、ゴマもなかなか良かったです」と笑顔を見せました。

日本とドイツの“共通点”とは

　初日はさしあたり渋谷を訪問。ユリアンさんは「まだあまり観光できていませんが、明日からはもっと観光する予定です。富士山にも行きますよ」と目を輝かせていました。

　約9330キロ離れているフランクフルトと東京。「日本はとても清潔で、本当に素晴らしいです」と驚いた上で、「スエットパンツとかで歩いている人はあまり見かけないように、服装もドイツのように少しフォーマルで整然としていることが多いと思います。それに人々はとても礼儀正しいですね。地下鉄に乗っていても大声で話したりしないので、（その文化の違いが）本当に楽しかったです」と例を交えて、両国の共通点や異なる部分を説明してくれました。

　今回の旅行が一生の思い出になるよう、あらゆる日本の魅力を楽しんでくれることを願っています。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）