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大根を丸ごと1本保存する方法が話題に 葉までおいしく冷凍保存するテクニックも
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まさに今が旬の大根。スーパーマーケットなどの店頭では、丸ごと1本並んでいるのをよく見かけます。しかし、使い切れずにダメにしてしまったという経験をしたことがある人も多いでしょう。大手食品メーカーのカゴメ株式会社は公式インスタグラム(kagome_jp)で、丸ごとの大根を保存する方法を紹介しています。
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大根は部位別に保存を
食品の価格高騰もあり、丸ごと買ったほうがお得な野菜は、上手に使いきりたいですよね。しかし、適切に保管をしないと、気づいたときにはしなびてしまった、ということも。
今回は、今が旬の大根の保存法に注目します。同社によると、「大根は部位によって味も食感も異なるため、部位に合った料理法で使い分けるのがおすすめ」。そのため、部位ごとにカットして保存するといいそうです。
〇部位ごとに保存する方法
1.葉元ギリギリをカットし、葉と身の部分に分ける。身は根元部分、中間部分、先端部分の3つに切り分ける
2. 葉は切り口を、身はそれぞれ全体をキッチンペーパーで丁寧に包む
3. 葉はビニール袋に入れて、立てて保存する。身はポリ袋に入れて口を縛るか、ジッパー付き保存袋に入れて密封する
保存後、大根から水分が染み出てキッチンペーパーが湿ってきたら、こまめにキッチンペーパーを取り替えるのが長持ちさせるポイント。葉の部分はきちんと保存すれば傷みにくいので、炒めたり、お吸い物に入れたりして、きれいにいただくことができます。
料理に使うことを想定して用途別にカットしておくと便利
また、すでに料理の使用用途が決まっている場合は、用途別に保存するのもおすすめ。そのまま調理する際に使用できるうえに、保存期間も約1か月あるようで便利です。
〇用途別に冷凍保存する方法
1. イチョウ切り、短冊切り、輪切りなど使用用途に沿って大根をカットする
2. カットした大根を、冷凍用保依袋に小分けにして冷凍庫に入れる
〇大根おろしの冷凍保存する方法
1. 大根をすりおろす
2. 水気を切って、製氷皿やアルミカップなど小分けにして冷凍する
3. 凍ったら、冷凍保存袋に入れる
また、大根の葉は、ふりかけにしたり、味噌汁に入れたり、冷凍保存をしておくと何かと使い勝手の良いそう。その際には、刻んだ後のちょっとしたひと手間がおいしく食べられるコツです。
〇葉の冷凍保存する方法
1. 細かく刻んだ葉を塩揉みする
2. 緑色の汁が出てきたら流水で洗う
3. 水気を絞ってから、ラップで小分けに包む
4. 冷凍保存用袋に入れて冷凍庫に入れる
フードロス対策のためにも、無駄にせず丸ごと食べ切りたいですね。忙しい毎日を送る現代人にこそ、試してほしい保存方法です。
(Hint-Pot編集部)