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猫はなぜこたつが好き? 脱水症状や熱中症の恐れも…獣医師が解説する暖をとるときの注意点とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

猫がこたつに入っているときの注意点

猫がこたつにはいっているときは設定温度に注意を(写真はイメージ)【写真:写真AC】
猫がこたつにはいっているときは設定温度に注意を(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 これらのリスクを避けるためにも、猫がこたつに入っているときには、温度設定を「弱」にすることが大切です。厚い布団に覆われているこたつの中は、思っているよりも高温になりがち。定期的にこたつの中をチェックして、スイッチを切ったり、熱がこもりすぎないように空気を入れ替えたりしてあげましょう。

 もうひとつ注意が必要なのが、こたつの電源コードです。紐で遊ぶのが好きな猫には、コードがおもちゃに見えてしまうことも。通電しているときにコードをガジガジと噛んでしまうと、感電ややけどの危険があります。さらには、火災の原因になる恐れも。そのため、コードには安全カバーを巻くなどの対策が必要です。

 また、近年、ペット用のこたつも販売されています。人間用のこたつにはない、ペットのためのさまざまな工夫がされたものも。たとえば、やけど防止のためにヒーター部分に体が直接触れないような設計がされていたり、コードがかじられないようにチューブで保護されたりしているので、そういったグッズを利用するのもいいでしょう。ただし、人間用のこたつと同様に、脱水症状や低温やけどのリスクはあるので、様子を見ながら使用することが大切です。

猫が快適に過ごせるように 冬に適した暖のとり方

 長毛種の猫は寒さに比較的強い場合もありますが、寒さに弱い猫を飼育するにおいて、暖かい環境にしておくことは欠かせません。また、短毛種や無毛種の猫は、暖房での室温管理は健康を維持するうえでとても重要です。

 おすすめの暖房器具は、エアコンです。やけどや火事の心配がなく、もっとも安全だと考えます。暖房の温度設定は20度前後を基準にして、暑がっても寒がっていないというベストな温度設定を見つけてあげましょう。ポイントは、暖房ではあまり暖めすぎず、毛布やタオルケット、湯たんぽなどを併用して暖をとることです。

 だたし、湯たんぽは、低温やけどを起こす可能性があります。使用する際は、必ずタオルなどを巻いて、直接体に当たらないように注意しましょう。

 また、暖房器具が苦手な猫もいます。暖房が効いていない部屋へ自由に行き来ができるなど、猫にとって快適な空間を作ることを忘れないでください。

(Hint-Pot編集部)