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哺乳瓶の除菌は「電子レンジ不可」 ピジョンに聞いた変更発表の真意 業界内でも割れる対応

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著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

ネットは衝撃 ベビー用品メーカー業界全体への影響はどうなる?

今後はスチーム除菌が主流に?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
今後はスチーム除菌が主流に?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 ネット上では、ピジョンの発表にさまざまな反応が上がっています。「ひぇぇえ……めっちゃ不便になる………!!」「これはショック」「今レンジ消毒の真っ最中です。あれは神アイテムです」「今更感もすごい話」といった驚きや困惑の声。一方で、「表記がレンジ×になるならなんとなくレンジでやり続けるの嫌だなぁ」「消毒液にしようと思う」と使用継続に慎重なユーザーもいて、議論となっています。同社が哺乳瓶を「レンジ可」としたのは1998年のことです。以来、除菌専用容器を使った洗浄方法は広く普及してきました。哺乳瓶の消毒・除菌は、ほかに煮沸や薬液に漬けるなどの方法もありますが、電子レンジに比べて時間がかかります。夜間の育児でヘロヘロになっているとき、電子レンジで手早く済ませることができるありがたさを享受している親は多い印象です。

 こうした反響にピジョンは、「小さいお子様のために消毒・除菌は大切な行為だと思っておりますので、引き続きご不便をおかけしないように対応したい」と受け止めつつ、代替商品の使用を呼びかけています。

 特に海外で主流になっているのがスチーム除菌です。ピジョンの商品は除菌に約12分、乾燥に45分(軽乾燥は10分)で完了します。哺乳瓶を同時に5本まで除菌できるのが特徴で、「昨今の状況からすると、共働きの世帯も増えて哺乳器の所有本数が増えており、1本1本ではなくて一気に洗う傾向が見られています。育児の大変さを何とか軽減できないかというアイテムを投入しておりますので、こういったもので、代用とまではいかないですけれども、お客様のサポートができればというふうに思っております」と理解を求めました。

 こうしたピジョンの決定は、業界全体に波及するのでしょうか。

 ベビー用品メーカーのコンビ株式会社は、電子レンジ可の哺乳瓶や電子レンジで除菌後、そのまま保管ケースとして使用できる商品を扱っています。販売は継続する意向です。日本電機工業会の発表は把握していますが、「使用方法を守って正しくお使いいただければ安全性には問題ないと判断しています」(広報)と取材に回答しています。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)