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「フラワーバレンタイン」におすすめの花5選 プロが教える包み方別の特徴も
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教えてくれた人:のなか りえこ
2月14日はバレンタインデー。「恋人たちの日」として、日本では女性から男性にチョコレートを贈るのが定番でしたが、現在は友人や家族など大切な人に「互いに愛や感謝を伝え合う特別な日」として過ごす人も多いようです。そんなバレンタインデーに贈りたい、おすすめの花について、フラワー&グリーンコーディネーターののなかりえこさんが解説します。
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定番のバラは本数にも意味がある
まだまだ寒い日がありますが、立春を過ぎて春の気配を感じ始める季節になりました。花店では春の植物に衣替えされ、バレンタインデー向けにたくさんの花が並びます。「フラワーバレンタイン」におすすめの花5つを紹介しましょう。
○バラ
「花の女王」と呼ばれるバラは、バレンタインデーに贈る花の代表です。主な花言葉は「愛」や「美」ですが、色によっても意味があります。
赤は「愛情」、ピンクは「感謝」、白は「純潔」などです。また本数でも意味が異なるとされ、100本のバラは「100%の愛」、1本は「一目惚れ」、3本は「告白」、11本は「最愛」など。色も種類も豊富なので、迷ったらお店のスタッフに確認しましょう。
○ラナンキュラス
初春を代表する花です。旬のこの時期には質や花持ちが良いものが出周ります。薄い花びらが幾重にも重なり、ふんわりとした丸みを帯びた花姿が特徴。華やかなかわいらしさで人気があります。主な花言葉は「とても魅力的」「華やかな魅力」です。
○チューリップ
春の球根花です。多くの人になじみがある花ですが、実はバリエーションが豊富。ユリ咲きやパーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなど、さまざまな咲き方があります。また、色も春らしいパステル系や元気なビタミンカラー系、落ち着いたダーク系など、よりどりみどりですよ。代表的な花言葉は「思いやり」「博愛」。
○ガーベラ
1年を通して店頭に並ぶ花です。太陽のような丸い花姿が特徴。色が豊富で、鮮やかな色もあれば、やわらかい色味も。ニュアンスカラーや落ち着いたダークな色合いなどさまざまあり、華やかさを演出します。主な花言葉は「希望」や「前進」など、ポジティブなものが多いのが特徴です。
○スイートピー
春を感じるマメ科の花です。フリルをまとったような花びらの形が「チョウが羽ばたく姿」に似ているのが特徴。そのことが由来した、「門出」の花言葉が代表的です。「スイート」が付く名の通り、甘い香りがします。繊細で優しい雰囲気のある花です。