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馬が9頭いると「うまくいく」 勝負ごとの前に知っておきたい 縁起が良い生き物7選
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飛び方の特徴にもゲン担ぎ。縁起が良い虫や鳥
○トンボ
古くはトンボを「前にしか進まず、退かない」虫と考え、「勝虫(かちむし)」と呼び、武具や装飾品の装飾に用いることも。また害虫を取り除く益虫として、五穀豊穣(ごこくほうじょう)の象徴としました。
○てんとう虫
漢字で書くと「天道虫」です。太陽を目指し、上へ上へと向かって羽ばたくことから、大願成就の象徴に。日本に限らず世界各地で「幸運を呼ぶ虫」や「神の使い」などといわれています。
○鷹(タカ)
初夢に出てくると縁起が良い「一富士・二鷹・三茄子」でおなじみです。空高く飛ぶことから「運気上昇」の縁起物に。鋭い爪で力強く獲物をつかみとることから、「勝利の象徴」といわれています。
○ニワトリ
勝利や福を“とり”こむという語呂合わせと、神話で「神の使い」とされていることから縁起が良い鳥とされています。「手を地面についたら負け」になる相撲界では、二本足で立つニワトリにゲンを担ぎ、場所中に食べるとか。
○フクロウ
夜行性で夜目が利き、首がよく曲がることから「見通しが明るい」「目利きの力がある」とされ、勝負ごとに縁起が良いといわれています。欧州では「知性の象徴」とも。「ふくろう」の語呂合わせで「不苦労」の意味も。
(鶴丸 和子)
鶴丸 和子(つるまる・かずこ)
和文化・暦研究家。留学先の英国で、社会言語・文化学を学んだのをきっかけに“逆輸入”で日本文化の豊かさを再認識。習わしや食事、季節に寄り添う心、言葉の奥ゆかしさなど和の文化に詰まった古の知恵を、今の暮らしに取り入れる秘訣を発信。
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