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日本の桜に外国人プロ野球選手もうっとり… 球団通訳が明かした人気のスポットとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部・出口 夏奈子

都内屈指の桜の名所である目黒川の桜【写真:Hint-Pot編集部】
都内屈指の桜の名所である目黒川の桜【写真:Hint-Pot編集部】

 春になると全国各地に咲き誇る淡いピンクの花、桜。日本人に昔から愛された桜は、いまでは日本を訪れる訪日外国人にも人気です。カメラやスマートフォンを片手に桜と記念撮影する人もいれば、近づいて桜の花だけを撮影する訪日外国人の姿も。それはプロ野球界で活躍する“助っ人”外国人選手も同じようです。埼玉西武ライオンズで球団通訳を務める町田義憲さんに話を伺いました。

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目黒川の「桜祭り」は夜のライトアップが幻想的

「桜は、ほとんどの外国人選手が見に行っているんじゃないですかね」

 そう語るのは、日本にやってきた外国人選手をサポートする町田通訳。「奥さんやお子さんなど、家族と一緒に桜を見に行く選手が多いですね」といいます。外国人選手に桜について聞かれた際に、町田通訳は「目黒川の桜」をおすすめしているそうです。

 目黒川は、東京の世田谷区や目黒区、品川区を流れて東京湾に流れる河川。なかでも中目黒駅から徒歩すぐの目黒川沿いの桜並木は人気です。見頃の時期には「桜まつり」が開催され、夜には桜のライトアップが行われ、幻想的な姿を楽しめます。

「目黒川の桜を見に行く選手も多いのですが、僕らがとくにすすめているのは夜の目黒川です。ライトアップされていて、本当にきれいじゃないですか。ライトに照らされた桜が川面に映ったのもきれいですしね」

国民公園・新宿御苑の桜も人気

 ほかに外国人選手たちに人気なのが、新宿御苑の桜だそうです。

 新宿御苑は皇室の庭園として造られましたが、戦後、国民公園となり、以降、多くの人に親しまれています。東京ドーム約12個分の広さには、温室やバラ花壇、茶室、レストハウスなどもあり、休日には多くの家族連れでにぎわっています。

「インターネットで調べるとすぐに出てくるのが新宿御苑の桜のようで、駅から近いですし、都心部にあるのでそもそも行きやすいですからね。それに、帰りにごはんを食べに行くこともできるので、新宿御苑は割と人気ですね」

 ほかにもライオンズの試合が行われる埼玉県所沢市にあるベルーナドーム周りの桜や、東京小金井市にある小金井公園の桜も人気のようで、「子どもがいる選手たちは小金井公園を散歩しながら花見をしている」と聞いたことがあるそうです。

「あとは、立川市と昭島市にまたがる昭和記念公園の桜を好きになった選手もいたのですが、公園の隣にあるホテルに泊まって1泊2日で桜をゆっくり眺めたそうです」

 米国のワシントンD.C.を流れるポトマック河畔には、日本から寄贈された桜が植樹されています。そのため、とくに米国からやってきた選手たちは「日本の桜」に愛着があり、春の風物詩として楽しんでいるようです。

(Hint-Pot編集部・出口 夏奈子)