どうぶつ
飼い主にぴったりくっつく柴犬 “ツンデレ”犬が見せた微笑ましい姿が「羨ましい限り」
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まだまだ寒さが厳しい季節、人肌が恋しくなるのは人間もいぬも同じです。今回、X(ツイッター)で話題になった写真には、飼い主さんの足の間にすっぽりと収まった柴犬の姿が。お互いに温めあう“ふたり”の様子に、ほっこりした気分になりますね。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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温もりを分け合う飼い主と柴犬
「人の足の間で温まるいぬと温まってるいぬで温まる主」
そんなコメントとともに投稿された1枚の写真には、飼い主さんの足の間に収まっている1匹の柴犬が写っています。
どこか遠くを見ながら地面に腰を下ろした柴犬は、ぴったりと飼い主さんの足に寄り添い、すっかりくつろいでいるようです。
この写真がXで公開されると、1700件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「ぬくもりでお互いを温め合える うらやましい限りです」といった声が寄せられています。
突如発動“お散歩ストライキ” ふたりでくっつき休憩タイムに
山梨県のとある一軒家で暮らしているのは、5歳の柴犬「ちゃちゃ丸」くんです。ツンデレな性格が多いといわれている柴犬の中でも、かなりツンデレ強めな男の子。話題になったのは、そんなちゃちゃ丸くんの“デレ”ぶりがうかがえるショットです。
この日、曇り空のなかお散歩していたちゃちゃ丸くん。日が暮れて肌寒くなってきた頃、突然“お散歩ストライキ”を発動しました。
見かねた飼い主さんは、「ちょっと座って休憩しようか」としゃがみます。すると、近くまで来たちゃちゃ丸くんは、飼い主さんの足の間にすっぽり。おしりをくっつけるような形で座ったため、そのまま足で挟まれました。
「時間としては15分くらいでしょうか。ちゃちゃ丸はストライキが始まると、きっかけがない限りずーっと座っています(笑)。このときは車が通りかかったので『あぶないよー」と声をかけて動かしました。本当に気まぐれな子なので、こんなふうに来てくれるのはまれですが、冬の間は来てくれることが多いです」
貴重な“デレ”タイム 飼い主の疲れも溶け出す威力
飼い主さんの足の間で温まっている間、ちゃちゃ丸くんはどんな様子だったのでしょう。
「こちらをたまに、ちらっと見る程度で、大体の時間は遠くを見ていました。どこを見て、何を考えているかは永遠の謎です(笑)。ちゃちゃ丸で温まっている時間は、何よりも癒やしで日頃の疲れが溶け出します」
寒いなか、大好きな飼い主さんとくっついて過ごした時間。飼い主さんと同じように、ちゃちゃ丸くんにとっても癒やしの時間だったのかもしれませんね。撮影後のちゃちゃ丸くんは、ツンデレの“ツン”が復活したのか、とくに飼い主さんを気にする素振りもなかったそう。束の間の“デレ”タイムだったようです。
何気ない日常の幸せな瞬間を披露してくれた“ふたり”。これからも仲睦まじい姿をたくさん見せてほしいですね。
○取材協力:柴犬ちゃちゃ丸(@ChaChamaru_03)さん
(Hint-Pot編集部)