体がとても柔軟なことから、「ねこは液体」とよくいわれます。ときには、ねことは信じられないような姿勢で寝ていることも。X（ツイッター）では、キャットタワーで眠るねこの姿に9.7万人が驚愕！　その姿は、もはや正体がわからないほど液体化しています。飼い主の小鳥遊しほ（@SHIHOtakanashi）さんに詳しいお話を伺いました。

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キャットタワーの上にあるモフモフの正体は？

「ねこが液体すぎるしねこかどうか怪しい」

　イラストレーター兼フードコーディネーターとして活躍する小鳥遊さんは、戸惑いを隠せないコメントとともに1枚の写真をXに投稿。すると、大反響を呼んでいます。

　写っているのは、壁際に置かれた緑色のキャットタワー。中に入ることもできる円柱型の台座の上には、ふかふかの四角いベッドがあります。その上には、ふわふわとしたファーがかかっているように見えます。

　しかし、なんとその正体はねこちゃん。まさに「ねこは液体」を感じる1枚です。

　この写真がXで公開されると、瞬く間に9.7万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「これは液体」「液体すぎてねこのどの部分かわからんw」「まさに、こぼれ落ちる寸前の液体」などと、熱狂する声が殺到。

　また、「座布団みたい　温かそう」「一瞬あんこが乗ったよもぎもちかと……」「スヌードにしか見えない」「スライムにゃんこや」など、不思議なねこの姿からさまざまな想像を膨らませる声が寄せられています。

血のつながった姉妹・うどんちゃんとともに迎えられたそばちゃん

　ユニークなショットを披露したのは、もうすぐ4歳になる女の子「そば」ちゃんです。そばちゃんは、小鳥遊さんの友人であるイラストレーター・森チャック（@morichack）さんのお家で誕生したそう。

　ブリティッシュショートヘアのお母さんと、エキゾチックショートヘアのお父さんから4匹きょうだいとして生まれました。

　小鳥遊さんは4匹のうち、2匹をお迎えすることに。もう1匹は、「うどん」ちゃんと名付けられました。

　今では毎晩、小鳥遊さんの手の上に前足を置いて、手をつなぐように寝ようとするほどの甘えん坊に成長したそばちゃん。実は、こうして甘えるようになったのには、小さい頃、命の危機に瀕したことが関係しているようです。

「1歳半の頃、原因がわからない重度の貧血を発症し、生死を彷徨ったことがあります。うどんちゃんから輸血をさせてもらい、一命を取り留めたのですが、その後から、急激に甘えて来るようになりました」